任天堂の携帯ゲーム機「Nintendo Switch」の次期モデルに関するリーク情報が、海外にて報じられている。GPUスペックの向上による、ゲーム画質の向上などが期待できそうだ。

（参考：【写真】米YouTuberが制作した「木製のSwitchコントローラー」）

　Nintendo Switchは2013年に登場した携帯ゲーム機で、分離型コントローラーと6.2インチディスプレイを搭載。2021年には画面を7インチの有機ELディスプレイにアップグレードした「Nintendo Switch（有機ELモデル）」も投入されている。

　今回のリーク情報は、GPUメーカーのNVIDIAへのサイバー攻撃によって判明したものだ。それによると、次期Nintendo SwitchはNVIDIAの最新アーキテクチャ「Ampere」をベースにした、新型GPUを搭載するようだ。

　この新型GPUの搭載により、次期Nintendo Swtichでは「レイトレーシング」「DLSS 2.2」という新たなグラフィックス機能の追加が予測されている。レイトレーシングとは光線の反射をよりリアルに再現する手法で、DLSSとはゲーム解像度を向上させる技術だ。これらの新機能により、ゲーム画像のクオリティアップが期待できそうだ。

　Nintendo Swtchでは、長らくGPU機能や画面解像度の向上した「Nintendo Swtich Pro（仮称）」の投入が噂されてきた。Nintendo Switch（有機ELモデル）の投入からまだそれほど時間はたっていないが、次期モデルの開発は着実に進んでいるようだ。

（Source）https://www.kitguru.net/tech-news/featured-announcement/matthew-wilson/nvidia-source-code-leak-points-to-nintendo-switch-2-with-ampere-gpu/

（文＝塚本直樹）

任天堂より