グラナダは5日、ロベルト・モレノ監督(44)を解任したことを発表した。

同監督は昨夏、グラナダを1部昇格に導いたディエゴマルティネス監督の後任として着任。だが、リーグ戦では27試合を終えた時点で5勝10分け12敗。直近では9試合未勝利で、降格圏と3ポイント差の17位に沈んでいた。

そして、5日に行われたバレンシア戦での敗戦が解任の引き金となった。

44歳のスペイン指揮官は、これまでローマやセルタ、バルセロナアシスタントコーチを歴任し、2018年からはスペイン代表でルイス・エンリケ監督の右腕を務めていた。

そのエンリケ監督が家庭の事情で退任したことをきっかけに、ラ・ロハの正式指揮官に就任。ユーロ2020の欧州予選を無敗で勝ち抜き、本戦出場を決めるなど結果を残した。

しかし、エンリケ監督の復帰に伴い、2019年11月に退任。その1カ月後にはモナコの監督に就任したが、新型コロナウイルスの影響で中止に至ったリーグ・アンにおいて、低迷していた同クラブを立て直すことができず、10試合で3勝3分け4敗に留まり9位でシーズンを終えていた。

なお、ロベルト・モレノ監督の後任には、リザーブチームで監督を務めるルベン・トレシージャ氏が就くことになる。

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