兵庫県神戸市東灘区の区役所で職員に暴力を振るったとして、42歳無職のエジプト人男が逮捕された。

 男は3日午後3時過ぎ、神戸市東灘区の区役所を訪れると、1階で大声を出して暴れる。職員が相談室に連れて行ったが、暴れることを止めず、隣の部屋に行こうとしたため、相談員が止めに入る。すると、男はこの相談員の左肩を小突いたという。その後、職員が警察に通報し、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。

 警察の取り調べに対し、男は「総領事館に通報がされるまでは何も話さない」と黙秘しているとのこと。現在のところ、男が区役所を訪れた理由などは不明。区役所は英語やポルトガル語など7か国語に対応していたが、男が話していたアラビア語には対応していなかった。日本語が話せないと見られるエジプト人が神戸市でどのように生きていたのだろうか。

 この事件に、ネット上では「日本に住んでいるんだし、意思疎通を図るならある程度は日本語知らないと厳しいのでは」「治安の悪化を感じる」と怒りの声が上がる。

 また、「政府は外国人の労働力を安易に考えすぎている」「治安の悪化を政府はどう考えているのか。日本の未来は暗い」という指摘も出ていた。

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