Snow Man主演の実写映画「おそ松さん」(2022年3月25日[金]公開)の“未完成”報告会が3月9日、都内で開催。主演を務めるSnow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介、共演の高橋ひかる、 前川泰之、 桜田ひよりが登壇した。公開を目前に控えているが、本編はまだ制作中。本編が完成していないことを報告する“未完成”報告会では、英勉監督から撮影をして感じたメンバーの印象や、キャストそれぞれから撮影中のエピソードなどが語られた。

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■Snow Manは6つ子と映画オリジナルキャラクターを演じる

おそ松さん」は、赤塚不二夫のギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、20歳を過ぎてもクズでニート、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を描いた作品。

実写映画では、おそ松を向井、カラ松を岩本、チョロ松を目黒、一松を深澤、十四松を佐久間、トド松ラウール、映画オリジナルキャラクターとなる“物語終わらせ師”エンドを渡辺、クローズを阿部、ピリオドを宮舘が演じる。また、ヒロインのトト子に高橋が 、愛すべきキザ男イヤミに前川、おでんへの愛は誰にも負けないチビ太に桜田が扮(ふん)する。

ラウール渡辺翔太の撮影中の行動を明かす「悪いんですよ、ほんとにもう」

英監督はこの会見には出席しておらず、会見司会者が監督からの「メンバーと撮影をした感想」を預かり代読した。

トド松を演じるラウールには「めちゃ勘が良い。あと、すぐ笑う子ども」とメッセージ。それを聞いたラウールは、「本当に結構大変な3日間があって…」と振り返り、「何回も自分が笑って(撮影が)ストップしちゃって、すごく反省しました」と撮影期間について明かした。

続けて司会者から「そういう時にわざと笑わせてくる人はいなかった?」と問われると、「渡辺が…」と名指しで暴露。「悪いんですよ、ほんとにもう。渡辺くんは映ってない側にいて、僕たちが映っている側の時に…。何をしていたかは言えないんですけど」と、カメラの外から笑わせてきたことを告白した。

そんな渡辺は「時間も押してて、空気もいつもよりピリピリしていて、その中でラウールを笑わせて『こいつ怒られないかな』って(笑)。ちょっと意地悪しちゃいました」とニヤリ。わざと笑わせた理由を語った。

■「あの時の星はきれいでした。ちょっとにじんでたくさん見えましたね」

さらに、おそ松を演じた向井には「人がこのくらいやってたよと言うと焦ってキョドる。撮影が終わった後に『ああすれば~!』と思いつく」という感想が読み上げられると、目黒が「それ、俺めっちゃ分かるエピソードあるんですけど」と反応。

「ちょっと撮影中に『元気ないな、悩んでいて上手くいってないんだろうな』というシーンが終わった後に、僕室内で撮ってたんですけど、外出たら、(向井が)一人で星空を見上げていたんです(笑)。これ完全にさっきのやつだなと思って『どうしたんだよ』と聞いたら『何でもねーし』って」と告白すると、向井は椅子から転げ落ち、照れ笑いを見せた。

これには、ラウールが「星はガチだわ(笑)」、佐久間も「やばいね~」とリアクション。向井は「あの時の星はきれいでした。ちょっとにじんでたくさん見えましたね。そんな感じで、一生懸命やりながら、楽しみながらできる現場でした」と現場でのひとコマを明かした。

高橋ひかるの「高」は正しくは「はしご高」

Snow Manが映画「おそ松さん」未完成報告会に登壇した/ ※2022年ザテレビジョン撮影