高畑充希主演のドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第9話が3月9日に放送された。仕事で窮地を迎えている雛子(高畑)だが、恋模様も急展開。雛子の“お相手”は大牙(志尊淳)かそれとも浅海(松田翔太)なのか、視聴者もそれぞれの“派閥”で盛り上がり、今回も番組タイトルがTwitterのトレンドTOP10に入った。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】雛子(高畑充希)の自宅に浅海(松田翔太)が…“半同棲”状態に視聴者もドキドキ!

■浅海が雛子の家へ

同作は、出世欲のない今どきOLの主人公・雛子が、恋に仕事に奮闘する“お仕事エンターテインメント”。雛子を子会社の社長に“ムチャブリ”したカリスマ社長・浅海を松田、雛子に何かと突っかかる生意気な部下・大牙を志尊が演じる。

第9話は、社長を解任された浅海をマスコミなどから守るために、雛子が自宅でかくまうストーリーが展開。浅海の退任の一因が、雛子の会社の業績悪化にあるという大変な時期であるとともに、恋模様にも大きな動きがあった。

■大牙「世の中に草食な男なんていねぇんだよ!」

前回のラストで大牙に「俺にはあなたが必要なんです」と抱き締められた雛子だったが、自分の本当の気持ちが分からず、全身で受け止めることはできなかった。

そんな中で始まった浅海との“同棲”生活。雛子は、生い立ちなどを聞いて浅海の本当の姿に触れた。そこに出張帰りに立ち寄った大牙が、浅海に対抗心を燃やすのだった。

雛子は友人の知美(夏帆)の家に泊まるため、大牙と一緒に家を出て歩いていても、嫉妬心からツンツン状態の大牙。雛子が「ずっといい後輩っていうか、弟みたいな感じで一緒にいて楽しいなって思ってたけど」と抱き締められて動揺したことを打ち明けると、「俺のこと、男として意識したってことですか。ざま~みろ!」と大牙。

と言いつつも、雛子が草食系のキャラだったのではと指摘すると、「世の中に草食な男なんていねぇんだよ!本当に好きな人、振り向かせるためなら頑張るだろ、普通」と本音を漏らした。

■雛子を巡る恋の三角関係が急展開を迎える

雛子への思いを封印しようとしていた浅海だったが、今回は雛子が作ったカレーを一緒に食べたり、遊園地に行ったり、雛子との時間を心底楽しんでいるようだった。対して、ストレートにぶつかっている大牙。視聴者は大牙派、浅海派で盛り上がっているが、雛子の心は揺れていた。

社長としてのカリスマ性を尊敬し、「会社が家族だった」と明かした浅海のことを、ほっとけない雛子。大牙のことは好きでも、友人のように、ずっとこのままでいたい関係だった。

雛子は自分の気持ちに整理がつかないまま、ラストで浅海に「私とここにいちゃダメなんです」と激励の気持ちを込めて叱りつけ、家から追い出した。一方、大牙は自分の思いが一方的過ぎたとして「俺はもう、終わりにします」と雛子に告げた。

この急展開に、SNSには「雛子は誰を選ぶんだろう」「どちらも選ばない可能性もあるなぁ」「雛子社長は仕事を選ぶのかな…」といった声が上がった。

次回、最終話3月16日(水)に放送。自分の“幸せ”がどこにあるのか分からなくなってしまった雛子。そんな中、社員の幸せな未来のために奔走する雛子が会社を辞める覚悟だと察した大牙は、リレーション・フーズを本社から買い取ろうと決意する。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

浅海(松田翔太)のためにカレーを作る雛子(高畑充希)/ (C)NTV