日本に転移した異世界人が魔法を使って、まったりと現代日本で生活している漫画「異世界転移した僧侶は日本の接骨院で働いてます」をTwitterで投稿しているKasoyun1(@Kasoyun1)さん。本作は、異世界ものをさらに進化させた「逆転移」として注目を浴びている。

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この「異世界転移した僧侶は日本の接骨院で働いてます」は、異世界から来た僧侶・アーチェと、彼女を接骨院で働かせている店長・後沢を中心としたストーリー。猫語を聞ける「翻訳魔法」や、長い話をやめさせてしまう「封印魔法」など、アーチェたちがおもしろい魔法をたくさん使うのも見どころのひとつだ。本稿では、そんな魔法のなかでも特に魅力を感じる人が多そうな「重力魔法」が登場する3つの話を紹介したい。

作者によると「重力魔法」とは、対象物の重さ、方向性を自在に変化させるものなのだそう。1つ目の「重力魔法の応用(1)」では、アーチェが店長から、魔法使いの定番“モノを宙に浮かせて片付ける技”を見せて欲しいと言われる。「できますけど、普通に片付けしたほうがいいですよ」という忠告をしたうえで挑戦した片付けは、果たしてうまくいくのか!?

続く「重力魔法の応用(2)」では、「重力魔法」によって危機を回避するというお話。アーチェ同様、異世界から転移してきて日本のルールに不慣れ(?)なリムが、一方通行の道をバイクで逆走。警察官に呼び止められ、危うく取り締まられるところだったのだが…。リムは「重力魔法」をどう応用したのか…?「えーずるい!」とも思える力技が光る!?

最後の「重力魔法の応用(3)」は、ある意味最も「重力魔法」が使えるようになりたい!と共感を呼ぶ話となっている。居候させてもらっている店長から「食費が多くなった」と言われたアーチェ。

ドキドキしながらも、体重を測ってみると「ほっ…!変化なし…!」。しかし、そこに同じく店長宅に居候中のリムから強烈なツッコミが入る!「現実を見ろ」という言葉とともに魔法を解除されてしまって…。アーチェだけでなく筆者の心にも刺さるのは気のせいだろうか…。

活用次第で、ある意味最強なのではないかと思われる「重力魔法」。これまで登場した魔法もとても魅力的だったが、筆者としては今回ほど「使えるようになりたい!」「うらやましい!」と思った魔法はない。「重力魔法」があれば、顔やお腹のたるみもなくなるのではないだろうか、とついつい応用法について考える自分が悲しい…。

他にも「回復魔法」「強化魔法」など、使えたらいいなと思う魔法がたくさん登場する「異世界転移した僧侶は日本の接骨院で働いてます」。ぜひ最初から読んで、さまざまな魔法を楽しんでみて!

画像提供:Kasoyun1(@Kasoyun1)

恐る恐る体重計に乗ってみるものの、現実を見るのが怖くてついつい…!