川崎フロンターレのタイ代表MFチャナティップが見せたボールコントロールとボディバランスに、多くのファンが沸いている。

今季北海道コンサドーレ札幌から完全移籍で川崎Fへと加入したチャナティップ。「FUJIFILM SUPER CUP 2022」では慣れない左ウイングで起用されて硬さもあったようだが、インサイドハーフでの出場が続くとさすがの順応性を発揮。6日の明治安田生命J1リーグ第3節ガンバ大阪戦では、さすがの身のこなしでチャンスを演出した。

自陣ボックス手前でクリアを拾ったチャナティップは、相手のプレッシャーを受けながらもボールをキープ。圧を剥がして持ち運ぶと、中盤左のタッチライン付近で今度は2枚に囲まれる。だが、絶妙な体の使い方で挟みに来たDF高尾瑠とMF齊藤未月を置き去りに。さらに前進を続け、敵陣ボックス手前へ走り込んだFW遠野大弥へスルーパスを届けた。

守勢の状況を単騎で覆した圧巻のプレーにファンも驚愕。「ボールキープのセオリーを覆すプレー」、「もはやチートだった」、「我が軍所属・タイのメッシ」のような賛辞のほか、「ウイングで試した鬼さんの気持ちも分かる」と、単純な突破力とは異なる打開力に太鼓判を押すコメントも上がっている。

ここまでリーグ戦全5試合にスタメン起用されているチャナティップ。このまま調子を上げていけば、直接ゴールに関わるシーンも増加するだろう。



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