メイン画像

きょう11日(金)は、日中は広く晴れて気温が上昇。最高気温は4月上旬から中旬並みの所が多く、福岡や大阪など、今年一番の暖かさになる所も。

日中は4月上旬から中旬並み 日差しが暖かい

画像A

きょう11日(金)、日本付近は高気圧に緩やかに覆われる見込みです。
沖縄や九州から東北南部にかけて、広い範囲で晴れるでしょう。日差しに加えて、南よりの暖かい空気が流れ込むため、日中は各地で気温が上がる見込みです。
最高気温は、きのう10日(木)と同じか高く、4月上旬から中旬並みとなりそうです。九州から東北南部にかけて15℃を超える所が多く、福岡20℃、大阪や名古屋、金沢、東京都心は18℃、仙台15℃の予想です。札幌は8℃でしょう。
福岡や大阪など、今年一番の暖かさとなる所もあり、日なたでは過ごしやすい陽気となりそうです。

雪どけが進む 屋根からの落雪に注意

画像B

北海道や東北、北陸、山陰など、積雪が平年を上回っている所が多くなっています。気温の上昇で雪どけが進みますので、山間部ではなだれに、都市部では屋根から落ちてくる雪に注意が必要です。
雪下ろしなど除雪作業は、必ず2人以上で、命綱やヘルメットを着用し、安全を確保しながら気をつけて行ってください。
雪下ろしの際の主な注意点です。
① 雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。
② はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないように、ロープなどでしっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
③ 雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。
万が一に備えて、携帯電話も忘れずに持って、作業なさってください。

朝晩と昼間の気温の差が大きい 服装選びに注意

画像C

きょう11日(金)、昼間のおすすめの服装の一例です。
札幌や仙台は、セーターに裏地の付いたトレンチコートで良いでしょう。風がやや強いため、マフラーなどで首元を暖かくしておくと安心です。名古屋や金沢、東京、大阪、広島、高知では、春のコートや薄手のジャケットなどが良さそうです。福岡と那覇では、昼間は日差しが暖かく、上着が必要ないほどでしょう。
朝晩と昼間の気温の差が大きくなりますので、服装でうまく調節して、体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。

きょう11日(金) 福岡や大阪など今年一番の暖かさの所も 朝晩との気温差に注意