明治安田生命J1リーグ第4節、川崎フロンターレvs名古屋グランパスが12日に等々力陸上競技場で行われ、1-0で川崎Fが勝利した。

ここまでの川崎Fリーグ戦5試合を消化し、3勝1分け1敗。1週間前に行われた第3節では、ガンバ大阪相手に後半アディショナルタイムのレアンドロ・ダミアンのゴールで引き分けに持ち込んだ。今節のスタメンはその一戦から2人変更。知念と遠野が外れ、家長とマルシーニョが入った。

対する名古屋は、ここまでは1勝2分け。前節のサガン鳥栖戦は開始2分に先制するも、その後が続かず、ドローとなった。こちらのスタメン変更は1人。チアゴに代わり藤井が起用された。

先にチャンスを迎えたのはアウェイの名古屋。2分の左CKの場面でマテウスが低めのクロスを送ると、ニアに走り込んだ中谷が合わせる。ここは惜しくも左に外れたが、4分にも仙頭がボックス手前からシュートを放つなど、立ち上がりから攻勢をかける。

一方、川崎Fは華麗なパスワークで徐々にギアを上げていく。14分にはボックス手前でフリーとなっていた脇坂に鋭いパスが入り、素早く右足を振り抜いたが、相手のブロックに阻まれ枠に飛ばせなかった。

一進一退の攻防が続く中、名古屋に決定機が訪れる。16分、敵陣でボールを奪って酒井がボックス手前から左足を振り抜くと、これが相馬に渡る形となり、素早く持ち直して改めてシュート。しかし、これはGKチョン・ソンリョンの正面に飛んでしまう。

対して川崎Fは、そのチョン・ソンリョンのゴールキックからレアンドロ・ダミアン、チャナティップと繋がり、最後はスルーパスを受けた家長のフィニッシュで決定機を作る。そして25分、左サイドの脇坂からパスを受けたチャナティップが敵陣中央から鋭い縦パスを入れると、レアンドロ・ダミアンがスルーし、背後からマルシーニョへ供給。最後はGKとの一対一を冷静に制し、ゴールに流し込んだ。

その後、前半は終始川崎Fペース。しかし、後半立ち上がりは一転して名古屋ペース。開始直後に宮原のシュートシーンを演出すると、50分にはCKから藤井がヘディングシュート。さらに56分には、再びFKのチャンスでこぼれ球を拾った仙頭がミドルシュートを放つが、ここはDFのブロックに阻まれた。

67分にも酒井がゴールチャンスを迎えた名古屋。一方の川崎Fは積極的に選手を入れ替えながら流れを引き寄せにかかる。その中で74分に家長が単騎突破から放ったシュートがポスト直撃。徐々にホームチームも押し返していく。

名古屋は阿部や齋藤など古巣戦となる選手を投入していくが、後半からの勢いは徐々に下火に。結局、試合は1-0のまま終了し、川崎Fが4勝目を挙げた。名古屋は初黒星となった。

川崎フロンターレ 1-0 名古屋グランパス
川崎F
マルシーニョ(前25)

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