モデルで女優の杉本有美が、写真集『蝶光』(ワニブックス)をリリース。発売記念イベントを東京・ブックファースト新宿店で開催した。今作は、杉本にとって5年ぶり13冊目の写真集であり、芸能生活20周年記念の写真集でもある。


出来上がった写真集を手にした杉本は「構想に3年くらいかかったんですけど、まさか写真集を出せるとは思っていなかったので、本当にうれしいですし、やっぱり私は写真が好きなんですよね。5年前にグラビアを引退して、写真を辞めたんですけど、写真で女優として表現したいと思ったので写真集をやらせていただきました」と語った。


写真集のテーマについて聞かれると「テーマは自分で決めようと思っていて、その頃にたまたま蝶モチーフのものが気になっていたんです。ネットで調べたら変容するとか進化するとか意味があったので選びました。蝶をモチーフにした衣装も着たいと思って、そういうのを選んでいただいたりして、イメージをスタイリストさんに先に伝えて挑みました」と明かした。セクシーなカットについて聞かれると「老舗の温泉宿に行って、30代ならではの艶やかな感じを出したくて、温泉で露出をしていい感じで出しております」とアピール。その中でも一番のお気に入りのカットは「ハウススタジオで撮影をしたんですけど、どこで何を撮るというのは決めてなくて、着替えが地下のトイレだったんですけど、ちょうど昇ってくる階段のところに、光が入っていて勇気を出してカメラマンさんに「ここで撮ったりできますか?」という話しをして撮れた1枚です。陽の加減で、午後にはなかったので、本当に偶然撮れた、光と融合した写真だなと思います。奇跡の1枚です」と紹介した。


芸能活動20周年を迎えた杉本だが「実感はないです。年だけとってるかなという感じもあるります」と笑い、この20年で印象に残っていることについては「18歳の時に大阪から出てきて、ひとり暮らしをスタートしたんですよ。両親のことを思ったりとかする時間が増えましたね。私の原点でもある『炎神戦隊ゴーオンジャー』をやらせていただいたことが大きいですね。今も出演メンバーと仲良くさせてもらっていますし、その仲間は大事にしたいと思います」と語った。今後について問われると「計画性がないのであまり考えないのですが、プライベートでは女性として結婚や子供を産むという選択もしたいですし、仕事では女優として映画やドラマで主役をとれるように頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。

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