現地時間2022年3月10日に放送された『ザ・トゥナイト・ショー・スターリングジミー・ファロン』に出演し、米国でのトーク番組デビューを果たしたスペインのシンガー・ソングライターのロザリアが、仕事に集中するためにスマホの番号をよく変えることから、前の番号を知っていたある友人に起きてしまったおかしな人違いのエピソードについて語った。

 ロザリアは、新曲に取り組んでいる間、気が散らないように電話番号を変えることがよくあると司会のジミー・ファロンに話しながら突然笑いだし、友人のハリー・スタイルズを困惑させてしまったテキストのやりとりをファロンに見せた。

 彼女は、「友人たちが、私にメールしているつもりが、知らない人にメールしていたんですよ……証拠もあります。本当に起きたんですよ」と話しながら、長いサイハイブーツから自身のスマートフォンを取り出して観客を沸かせた。

 本番前に楽屋でこの話を聞いていたというファロンは、「ハリー・スタイルズがあなた(の番号)にテキストを送っていると思っていたのに、そうではなかったんですよね。他の誰かがその番号を持っていたと」と補足した。

 ロザリアは、「“君のテキストは分かりにくい”って言いながら、(ハリーが)このスクリーンショットを私のインスグラムのDMに送ってきたんです。私の“ドレルメ”という楽曲が好きだって話だったみたいなんですよ。このスクリーンショットを送ってくれたんですが、これ、私じゃなかったんです」とスクショを公開した。

 このスクショでは、ハリーと思わしき人物が、ロザリアが2020年にリリースしたシングル「ドレルメ」について、この曲がいかに美しいかについて知らない相手とチャットでやりとりしている。相手の人物が、「I know my darling」(でしょ、マイ・ダーリン)と返答すると、スタイルズが「Love it」(あれすごく好き)と送信している。

 そこからやりとりはさらにおかしくなり、その人物とスタイルズはフレンドリーな「Love you」を交わしたものの、新しい番号の持ち主がついに正体を明かし、もう連絡してこないでほしいと端的に言い放っている。相手は、「この番号は以前は他の人のものだった。でも今は自分の番号。だからもう煩わせないでほしい。おやすみなさい。ありがとう」と書いている。

 このチャットの内容を紹介したロザリアは、「その(相手)が今、ジミー・ファロンの番組を見ていて、ハリー・スタイルズに“もう煩わせないで”って言っちゃった!と言っているところを想像してみて!」と話していた。

ロザリア、自身の電話番号をめぐりハリー・スタイルズを困惑させてしまったことを明かす