【この記事の動画を見る】

イギリスに住むカップルがオークションで購入した中古住宅の改装中、屋根裏から次々と奇妙なアイテムを発見し困惑している。中でも屋根裏の壁にひっそりと置かれていた木箱には、蓋に「解放するな」と彫られていたが、カップルは箱を開けてみることにした。『The Mirror』『North Wales Live』などが伝えている。

英サウス・ウェールズ近郊在住とみられるTikTokのユーザー名「geebeetv」が今月3日に動画を投稿したところ、1260万回以上も視聴されるほど注目を集めた。動画を投稿したカップルはオークションで1920年代に建てられたテラスハウスを購入したのだが、購入前に書類にはほとんど目を通さなかったうえに現物を確認しなかったそうだ。

そしてTikTokには自分たちでリフォームをする様子を投稿する予定だったが、リフォームを進めて行くうちに取り壊した壁や屋根裏から古い聖書や十字架の入った箱など不気味な物が相次いで見つかった

しかも最近は屋根裏の壁の隙間を断熱材で塞ごうとしたところ、レンガ造りの壁の隙間から小さな木箱を発見した。木箱は鍵がかけられており、魔除けの印としても知られる「五芒星」のマークと蓋の上にはウェールズ語で「解放するな(peidiwch ar ryddhau)」という言葉が彫られていた。

さらに1週間後、カップルは同じ屋根裏にあった古い鏡を動かした際に「カラカラ」と音がして中に何かが入っていることに気づいたという。好奇心に駆られた男性は鏡を割って中を確認したが、そこには小さな鍵が入っていた。鍵を木箱の鍵穴にさしてみると解錠されたため、そのまま中を見てみることにした。

そこにはペンダント、銀色の髪の毛の束、穴の空いた板状の物と別の鍵の4つのアイテムが入っていた。この動画にユーザーは背筋が寒くなる思いをしたようで、このような声があがった。

「それは間違いなく何かの黒魔術だよ。」
「ダメだって!! それはすぐに元に戻した方がいい!」
「この動画を見ていると、暗くてとても強いエネルギーを感じて重苦しい奇妙な気持ちになる。」

一方で「これが本当だと思っている人がいるなんてね」「偽物じゃないのかな」といったように、動画は全てカップルの作り話と主張するコメントも見られた。しかしその後もカップルは、屋根裏の床にある古い断熱材の下からも蝋でコーティングして鍵がかけられた箱を発見していた。

最近投稿された動画では、この箱の蓋に密着した蝋を取り除き、木箱に入っていた鍵を使って蓋を開ける様子が捉えられている。中は空のようだが、蓋の裏には五芒星のマークとウェールズ語で「彼女にしゃべらせるな」という文字が入っており、箱の内面にはアルファベットの文字と数字が並んでいた。

この動画を見た一部ユーザーからは「箱は“ウィジャボード”という降霊術や心霊術で使われる道具ではないか」という意見や、また木箱に入っていた穴の空いた板状の物は「ウィジャボードの文字を指し示す道具」といったコメントも届いた。

ちなみにカップルは動画にこのような言葉を添えている。

「私たちは『なぜオークションで家を購入するのに注意を払う必要があるか』を見せたかっただけなのです。不動産会社は広告にこれらのことを記載していませんでした。私たちはここにどんな人が住んでいたのかちょっとだけ心配です。蓋の内面に書かれた文字は『彼女にしゃべらせるな』という意味らしいです。これまで起きたことは次のビデオで紹介することとして、この箱は床の下に戻しておきます。」

カップルは不気味な物が次々と見つかったことからこの中古住宅の購入を後悔していたが、今もリフォームは続けられているようだ。

画像は『GeeBeeTV 2022年3月3日付TikTok「We opened the box!」、2022年3月10日付TikTok「A second box found under the floor…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト