オサスナは16日、アルゼンチン人FWチミ・アビラ(28)の契約延長を発表した。新たな契約期間は2026年6月30日までで、3000万ユーロ(約39億円)の契約解除条項を設定したという。

地元ロサリオのティロ・フェデラルでプロデビューを飾ったチミの愛称で知られるエセキエル・アビラ。2015年にサン・ロレンソに完全移籍すると、2017-18シーズンから2シーズンはウエスカにレンタル移籍。

ウエスカではクラブの史上初のプリメーラ昇格に貢献すると、自身初のプリメーラの舞台でも左ウイングを主戦場に持ち味のアジリティを生かしたドリブル突破、両足から繰り出されるパワフルなシュートを武器に34試合で10ゴール2アシストの見事な活躍を披露。チームは19位で2部降格を強いられた中、個人としては評価を高めると、2019年の夏にオサスナへ完全移籍。

オサスナでは、加入初年度から主力としてラ・リーガ20試合に出場し9ゴールを記録したが、その後は両ヒザの前十字じん帯を断裂するなど長期離脱。在籍2年半で公式戦58試合の出場にとどまっていたが、完全復活を遂げた今季はここまでラ・リーガ26試合に出場し4ゴール1アシストをマークしている。

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