レトロとモダンが入り混じった独特な雰囲気がたまらない東京駅。現在、ネット上では東京駅周辺を収めたある写真が「すごすぎる」と話題になっている。

【話題のツイート】この景色、何かがおかしい…


画像をもっと見る

■何の変哲もない写真に見えるが…

多くの注目を集めているのはツイッターユーザー・銀龍さんの一件のツイート。投稿には2枚の写真が添えられており、見たところ東京駅周辺を同じアングルから撮影した模様。


投稿本文を確認すると「一瞬でも本物に見えたらRT」という意味深なハッシュタグが用いられている。「本物に見えたら」とは一体どういうことなのか…?


関連記事:娘が作ったレゴ作品、異世界と繋がりそうで… 驚きのクオリティに「天才」と大反響

■「5度見した」と絶賛の声

投稿には続きがあり「←現実 マイクラ→ 」「ちゃんと見比べてみて」というコメントも。

先程の代わり映えのない写真を改めて確認してみると、片方は通常の写真であるのだが、もう片方は人気のビデオゲームMinecraft』(以降マイクラ)の世界で作り上げた「作品」だったのだ。

よく見れば各所がブロックでできていることが確認できるが、正面に佇むビルの反射や日陰などこだわりが半端ではなく、改めて完成度に驚かされる。投稿は大きな反響を呼び「本物かと思った」「ずっと本物に見える…」「5度見した凄え」「現実より現実してる」と驚きと絶賛の声が続出していた。

■「完成にしようと思っていたが…」

話題のツイートについて銀龍さんに話を伺うと、「私が再現したのは丸の内、及び大手町周辺です」とのこと。しかし「現在は八重洲、皇居の再現も検討しています」と、さらに範囲を広げての再現を考えているというのだから驚きだ。

なお、「東京再現のきっかけは思いつきで、当時は東京駅だけ作ったら完成にしようと思っていたのですが、東京駅周辺の高層ビル群を作るのが楽しすぎて、気づいたら大規模な再現になってました」と、想像以上にのめり込んでしまったが故に生まれた作品だという。


■制作期間は4年

ちなみに、銀龍さんのマイクラ歴は7年程度とのことだが、今作の制作期間を尋ねたところ「ちょうど4年程です」と驚きのコメントも。ゲームにおける簡単な建物の建築であれば、数時間から数日程度で完成する事を考えると、いかに大作であるかがわかるだろう。

これだけの作品を作り上げつつも「苦労はあまりしておらず、楽しんで制作していました」とも語っており、純粋にゲームを楽しもうとする姿勢もなんとも粋である。

・合わせて読みたい→これから料理できそう ヌルッとした質感まで再現したイカの立体写実画が話題

(取材・文/Sirabee 編集部・ステさん

東京駅周辺の景色、何かがおかしい… 違和感の「正体」に絶賛の声が続出