石橋貴明が、3月18日(金)より森永製菓の公式YouTubeおよび公式ホームページにて公開されるスナック菓子「おっとっと」のWEB動画に出演することが分かった。同動画は「おっとっと」シリーズの発売40周年を記念した新CMで、1982年に放送された「おっとっと」初のテレビCMから14年間にわたってCMキャラクターを務めた石橋が、このたび26年ぶりにCMに登場する。出演に当たり、石橋は「1982年に新商品として発売する時、CMに出させていただいて、それからとにかくすごい数のCMをやってると思うんですけど、40年たって、また僕を使ってくれるんだって、森永さんに非常に感謝しています。だから、(森永製菓本社ビル所在地の)田町に足向けて寝たことないです」と感慨深く、おちゃめにコメントした。

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今回のWEB動画は、石橋が初々しい40年前のCMを皮切りに、歴代の出演CM(1986年1987年1989年1991年1993年1994年)を振り返りながら、“過去と現在の石橋”が40年の時を経て共演する、という内容。

過去CMに合成した現在の石橋が「おっとととーのおっとっと!」というサウンドロゴを全力で歌うシーンや、過去CMの石橋に挟まれた現在の石橋が当時と同じヘアメークを再現し、3人同時に「おっとっと」を食べるシーン、合間にインサートされるギャグ、最後の演出など懐かしい映像がふんだんに使用される。

石橋貴明コメント

――「おっとっと」の巨大パッケージのシーンはいかがでしたか?

最初いきなり一発目で、箱をぶち破ってやろうと思ったんですよ。でも、もう1個用意してあるのを確認していたので、それをやるとスタジオがすごーく嫌な雰囲気になるんだろうな、関係者の士気が下がるなと思って、あ、やめておこうと。それが自分が大人になったところです。

――「おっとっと」のCM出演前、石橋さんは「森永チョコスナック ドーナッチョ(1980~88年に発売されたチョコレート菓子)」のCMにご出演されていましたが、当時のエピソードを教えてください。

当時はまだ素人で事務所も入ってなくて、プロでやっていけるかとか、そんなこともよく分からず、中古の車の頭金になるんじゃないかと思って。CM出演をきっかけに、19歳の右も左も分からぬ若者は芸能界に舵を切っていくんですけど、それがなかったら会社を辞めてなかったし、サラリーマンをやっていたと思います。さすが森永さん、先見の明がありますよね(笑)。

予定調和は絶対やらない

――この40年で変わったこと、変わらなかったことは?

同じことを何度もやっても面白くないですし、みんなが思っていることを超えていきたいというか。予定調和は絶対やらないということを肝に銘じて生きてきました。「おっとっと」もそうだと思うんですけど、変わらぬ味というか、みんなが求めていることをちゃんと、きっちり守っていくということは非常に大事だと思います。

だから、とんねるずでやってきた笑いだとか、石橋貴明のやってきた笑いだとかっていう味は絶対変えないし、変えるつもりもないので、それはウン十年やってきた僕のプライドみたいなものかもしれません。

石橋貴明が「おっとっと」のWEB動画に出演することが分かった / ※提供写真