飛行機・女性の手

子供の頃からの憧れでもあった航空業界に勤めている1人の女性。彼女が今、最も愛しているのはおもちゃのジェット機だといい、男性との交際には興味がないそうだ。この広い世の中、常識では考えられないものを熱愛の対象としている人が意外にも多いことをご存じだろうか。


■「彼を本気で愛してる」

イギリスの『LADbible』によると、「この飛行機が私にとっての最高のパートナー。出かけるときもいつも一緒よ」と言い切るのは、ハンガリーブダペスト在住のサンドラさんという28歳の女性。

彼女は全長1メートルほどある大型の飛行機のおもちゃに朝晩キスし、愛の言葉をささやきかけ、抱きしめて眠る。「“彼”を本気で愛している。性的な関係もあるから、人間の恋人は要らないの」だそうだ。


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■そもそも飛行機が大好き

サンドラさんは3歳にして飛行機に魅せられ、10代になると航空業界で働くことを決意。2021年には貨物航空会社「カーゴルックス・イタリア」に就職し、その夢をかなえた。

ところが交際していた男性と年末に破局。寂しさを紛らわせようと、オンラインショッピング飛行機のおもちゃを92,000円ほどの値段で購入し、「ルファンクス」と呼ぶことにした。

一緒に寝てみると、それはかつて交際した誰よりもシックリとくることに気づき、「ここまで本気で愛せる相手は初めて」と感じたそうだ。

■モノと結婚する人たち

結婚してもおかしくないほど、ルファンクスに夢中だというサンドラさん。広いこの世界、実際に「何か」と結婚してしまった人はいる。

エリカさんという女性は2007年に熱愛3年でエッフェル塔と結婚。スウェーデン出身のエイヤ・リータさんという女性は、幼いときにテレビで観てベルリンの壁にすっかり魅せられ、1979年についに壁と結婚した。

また、韓国のリーさんという男性は大のアニメ好きだが、愛する美少女キャラがプリントされた抱き枕を見て一目惚れ。2008年に結婚してしまった。


■動物と結婚する人も

犬や猫など、愛するペットと結婚したがる人も微増傾向にあるが、それ以外の動物と、という例もないわけではない。アメリカでは1992年、マークさんという男性が雌のポニーと結婚した。

さらに2005年、イスラエルリゾート地でシャロンさんという女性がイルカと結婚。バリ島では2010年、ングラさんという男性が雌牛と結婚した。

法的には認められなくても、式に親族や友人が招かれることも少なくないようだ。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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