明治安田生命J1リーグ第5節、横浜F・マリノスvsサガン鳥栖が18日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、0-0の引き分けに終わった。

注目の上位戦となる今回の一戦。2位の横浜FMは、ここまで6試合を消化し3勝2分け1敗。先週末に行われた第4節では、北海道コンサドーレ札幌のマンツーマンディフェンスに苦しめられた中、後半アディショナルタイムの實藤のバイシクルシュートで起死回生の1ポイントを持ち帰った。一方、鳥栖は4試合で1勝3分け。前節の浦和レッズ戦で垣田が移籍後初ゴールを挙げて今季初白星を手にした。

大雨の中キックオフとなった試合は、5分にアンデルソン・ロペスがシュートを放ったホームの横浜FMが先攻。16分には小池裕太のFKを角田が頭で合わせたが、わずかに枠の上へ。続く23分に、今度は先発に復帰した喜田がミドルシュートが炸裂。しかし、ここは古巣戦となるGK朴一圭がさすがのセーブを見せた。

ホームチームの攻勢が続く中、鳥栖は28分に隙を突いた宮代が田代のロングボールに抜け出し、ゴール前へ侵入。ここで相手DFに倒されるが、オフサイドの判定でPK獲得ならず。横浜FMも31分に岩田のミドルシュートのこぼれ球をマルコス・ジュニオールが拾ってアンデルソン・ロペスが押し込んだが、オフサイドだったためゴールとはならななかった。

後半から鳥栖は堀米と菊池に代えて小野と垣田を投入。横浜FMも51分にマルコス・ジュニオールが足を痛めて渡辺と交代した。

後半も大量の雨が降り続き、ピッチコンディションも前半に増して劣悪なものに。両チームともパス、ドリブルが思うように出来ず、ゴール前まで運ぶことすら困難な状況となる。

互いの強みであるテンポの速いサッカーが鳴りを潜め、次第にロングボールに頼らざるを得ない展開に。その中で横浜FMは82分に、藤田譲瑠チマがミドルレンジの縦パスを前線に供給すると、飛び出してきたGK朴一圭が処理し損ねたところをレオ・セアラがシュート。GKのいない絶好のチャンスだったが、相手のプレッシャーもあり、枠に飛ばすことができなかった。

結局、最後までピッチに苦しめられた両チームの対戦はゴールレスドローに。不完全燃焼の試合となった。

横浜F・マリノス 0-0 サガン鳥栖

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