Netflixイカゲーム」の067番セビョク役を演じ、第28回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)のドラマシリーズ女優賞を受賞したチョン・ホヨンが、名前をホヨンに改め、次回出演作を発表した。

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ホヨンが出演するのは、『ROMA/ローマ』(18)のアルフォンソ・キュアロンが監督、脚本、製作総指揮を務めるスリラー「Disclaimer」。英国の作家ルネ・ナイトの「夏の沈黙」を原作に、Apple TV+のドラマシリーズとして企画され、キュアロンが全エピソードの演出、脚本を手掛ける。

2021年12月の第一報では、主役のテレビドキュメンタリー作家である、キャサリンレイヴンスクロフト役にケイト・ブランシェット、そしてケヴィン・クラインの共演が発表されていた。数週間前には、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21)のコディ・スミット=マクフィー、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(06)などのサシャ・バロンコーエンの出演も明らかになり、さらにホヨンの参加が追加された。ホヨンの役は、ブランシェット演じるキャサリンのもとで働く、勤勉で野心的なアシスタント役とのこと。

撮影監督を務めるのは、『ゼロ・グラビティ(13)バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)『レヴェナント:蘇えりし者』(15)と3年連続でアカデミー賞撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキと、『マクベス』(21)で今年のアカデミー賞撮影賞候補となっているブリュノ・デルボネルの2人。キュアロンは現在、Apple TV+で2022年秋配信予定の映画『Raymond & Ray』の製作を務めている。監督は『彼女を見ればわかること』(00)などで知られる、コロンビア出身でメキシコで活躍するロドリゴ・ガルシアユアン・マクレガーイーサン・ホークが兄弟役を演じる。

SAG賞の受賞スピーチで、「(ハリウッドへの)扉を開けてくれて、どうもありがとう」という感動的なスピーチをしたホヨン。「イカゲーム」のシーズン2には出演しないが、キュアロン監督、脚本によるドラマシリーズでどんな姿を見せてくれるのか、世界中が注目している。

文/平井伊都子

「イカゲーム」のチョン・ホヨン、アルフォンソ・キュアロン監督最新作に出演!/写真:SPLASH/アフロ