2021年3月発売の『女性セブン』(小学館)に5歳年下男性との不倫疑惑を報じられた卓球元日本代表の福原愛について16日、『週刊文春』(文藝春秋)の取材に応じた男性の前妻が「福原さんは嘘をついている」と告白した。福原は男性との不倫を否定しつつも、男性は同年11月に離婚。今回、元妻は福原による不倫略奪行為を主張し、さらに元妻に対しての金銭支払いの提案と同時に、メディアの取材に応じぬよう要請されたとブチまけた。

 幼い頃から“天才卓球少女”として名実ともにトップアスリートとして活躍した福原だが、絶体絶命のピンチを迎えた。芸能界では、福原のように元妻から“告発”され大騒動に発展したケースがある。

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 2010年12月、タレントの大桃美代子が自身のツイッターで、元夫でジャーナリスト・山路徹氏がタレント・麻木久仁子と不倫していたと暴露。大桃は、「(麻木を)先輩として尊敬していたのに、ショック」と投稿した。

 「大桃は2003年6月に山路氏と結婚し、2006年3月に離婚。一方の麻木は、1994年に作曲家・松本晃彦氏と結婚して長女を授かるも、すれ違いを理由に2006年3月に離婚。大桃と麻木はイベントなどで何度か共演する間柄でした」(芸能ライター)

 大桃はツイート直後に海外に渡航。渦中の麻木は、大桃のツイートから3日後にTBS局内で会見を開き、山路氏との交際を認めつつ「(双方の)夫婦関係が破綻しているので、不倫関係にはならない」と不倫を否定した。

 さらに2日後、大桃も都内で会見を開き、麻木の不倫釈明について反論。大桃は、山路氏から「(麻木との)交際は5、6年前からと聞いていた」と訴え、「2004年、2005年の時期は(山路氏との婚姻生活が)破綻も別居もしていません」と強調した。また、離婚は山路氏に再三求められ「私が至らなかったから」とし、慰謝料なしで応じたと明かした。

 事の発端は2010年11月、大桃がテレビのニュース速報で山路氏が紛争地帯を取材中に身柄を拘束されたことを知るのだが、テロップには「山路」ではなく「松本徹」と表記。同時期にネット上でも山路氏と麻木が“愛人関係”という噂が浮上していたことから大桃が山路氏に電話で追及したよう。すると、山路氏は「6年前(2004年)から付き合いがあり、(麻木とは)婚姻関係もある」と白状したという。

 「山路氏は麻木と再婚し、離婚後も前夫の姓を名乗る麻木の婿養子になったとのこと。この事実に面食らった大桃が、ツイッターで暴走したというわけです」(前出・同)

 さらにその2日後、山路氏が会見を開き、麻木との再婚の事実を認めるも2010年11月に離婚したと発表。だが、再婚の時期については口を閉ざした。また、不貞行為については「だから私が悪いんです」とざんげしつつも、大桃との離婚の原因は麻木とのこととは別問題と主張した。

 「山路氏によれば、麻木とは大桃との結婚から約1年後に関係が親密になり、『2005年の後半ぐらいから(心を)分かち合える仲になった』とのこと。大桃と麻木の会見ではそれぞれ食い違いが生じていましたが、山路氏は『どちらも正しい』と2人をかばったのです」(テレビ関係者)

 2017年9月、『明日は我がミーティング』(TBS系)に出演した大桃は、山路氏との離婚は“偽装”だったと告白した。

 番組で大桃は、山路氏とのドライブ中に何者かに尾行されていたことが再三あったと語り、結婚から3年目に山路氏から「今、シビアな事件を取り扱っている。結婚していることが分かると君にも危害が及ぶ」と告げられ、一時的に籍を抜くことを提案された大桃が同意したとのこと。また、大桃はのちに再婚する段取りになっていたとも明かした。

 2010年12月、一部報道では麻木と別居婚だった山路氏について、戦場取材で素性を隠すための「改姓が目的」と示唆した。現在、山路氏は情報番組のコメンテーターとしても活躍。類を見ない“ドロ沼”を繰り広げたが、今ならば許されぬことだろう。

山路徹