ミランは19日、セリエA第30節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。

前節エンポリにウノゼロ勝利として2位ナポリとの3ポイント差を維持した首位ミラン(勝ち点63)は、ジルーを最前線に、2列目に右からメシアス、ブラヒム・ディアスレオンと並べた。

17位カリアリ(勝ち点25)に対し、ミランは開始7分に好機。しかし、ゴール前でフリーのジルーがルーズボールを右足で狙ったシュートはミートできない。

その後、13分にケシエのミドルシュートで牽制したミランは直後にもブラヒム・ディアスに決定機が訪れたが、決めきることはできなかった。

前半半ば以降もミランがボールを保持したものの、攻めあぐねる展開が続き、好機を生み出しきれない。

迎えた後半も押し込む展開としたミランは59分に均衡を破る。ジルーのポストプレーからペナルティアーク右のベナセルが見事なボレーシュートを叩き込んだ。

その後もボールを保持しながら試合をコントロールしたミランは、終盤の84分に追加点のチャンス。ロングカウンターの流れからゴール前に飛び込んだカラブリアに決定機が訪れるもシュートはGKクラーニョの正面だった。

90分にパヴォレッティのダイビングヘッドがバーに直撃してひやりとしたミランだったが、1-0のまま勝利。3試合連続ウノゼロで首位を堅守している。

サムネイル画像