3月頭に発表され、話題になったアニメ関連のニュースをファンの声と共におさらい。京都アニメーション制作の「ツルネ -風舞高校弓道部-」や荒木哲郎監督作『バブル』といった人気&注目作品に関する情報を中心にご紹介する!

【写真を見る】テレビシリーズよりもよりあでやかに、キャラクターの深層に寄った『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』のティザービジュアル

京都アニメーション制作『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』が8月19日に公開決定!

テレビアニメ「ツルネ -風舞高校弓道部-」の劇場版タイトルが『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』に決定。8月19日(金)公開であることが発表され、ティザービジュアルや特報も解禁となった。

2018年に放送されたテレビアニメ「ツルネ -風舞高校弓道部-」は、綾野ことこの同名小説を原作に、京都アニメーションが制作。風舞高校弓道部に入部した主人公、鳴宮湊が弓道を通して仲間たちとの出会い、絆を深めていく青春ストーリーが描かれていく。

ティザービジュアルは中心に湊(声:上村祐翔)と彼の師匠にあたる雅貴(声:浅沼晋太郎)が写り、その周辺には作品のイメージ花「ニオイバンマツリ」があしらわれている。散っている5つのビー玉は湊の仲間たちを表現。テレビシリーズよりもよりあでやかに、キャラクターの深層に寄った表現のビジュアルとなっている。また特報映像には、一部劇場本編の新規カットが使用され、劇場版から新たに参加が決まった横山克による劇伴も聞くことができる。

このニュースにファンからは、「イラストがめちゃくちゃきれい!京アニさんありがとうございます」や「ため息ものの美しさですね」、「相変わらずきれいすぎる画だ。ストーリーも絶対良いに決まっている!」といったコメントで反応。京都アニメーション作品らしい美しい映像に、早くも絶賛の声が集まっている。

■アーティストのりりあ。が『バブル』のヒロイン役の声優とエンディングテーマに抜擢

テレビアニメ「進撃の巨人」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOが制作を担い、脚本を虚淵玄、キャラクターデザイン原案を小畑健、音楽を澤野弘之が担当するオリジナルアニメ『バブル』(劇場版5月13日公開、Netflix4月28日配信)。本作の本予告と新ポスタービジュアルが公開され、アーティストのりりあ。がヒロイン役の声優とエンディングテーマを、Eveがオープニングテーマを担当することも発表された。

本作は、世界に降り注いだ泡“バブル”により重力が壊れた東京を舞台に描かれる、少年と少女のグラビティ・アクション・ラブストーリー。主人公ヒビキ役で志尊淳、バブルを調査する科学者マコト役で広瀬アリスが声優を務めるほか、宮野真守梶裕貴畠中祐千本木彩花井上麻里奈三木眞一郎といった実力派声優陣が名を連ねている。

物語の鍵を握るヒロイン、ウタ役とエンディングテーマに抜擢されたりりあ。は、2019年秋頃よりTikTokやYouTubeで弾き語り投稿を始めるとエモーショナルな歌声と豊かな表現力が話題を集めているアーティスト。SNSの総フォロワー数は170万人を超え、幅広い層の支持を集めている。

オープニングテーマを担当するEveは、テレビアニメ「呪術廻戦」の主題歌などでも知られるシンガーソングライター。自身の書き下ろしによるオープニングテーマ「Bubble feat.Uta」は、アップテンポで疾走感あふれる曲調で、ヒビキとウタに待ち受ける壮大な運命を予感させる仕上がりになっている。

このニュースにファンは、「りりあ。ちゃんの声だ。やさしい、かわいい、きれい」や「めっちゃいい歌だ。何回も聴きたい」や「神曲聴けて幸せ!!」といったハイテンションな反応を見せている。

■『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』が5月と6月に連続公開!

Hey! Say! JUMP山田涼介主演で2017年に公開された『鋼の錬金術師』。その続編で、原作の最終話までを2部作で描き切る『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』が5月20日(金)と6月24日(金)に連続公開されることが決定し、キャスト情報と予告映像、ビジュアルも解禁となった。

『復讐者スカー』では“傷の男(スカー)”を中心にした物語が、『最後の錬成』では“お父様”との戦いと、その後のエドやアル、仲間たちが描かれるとのこと。山田をはじめ、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)にディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、蓮佛美沙子(リザ・ホークアイ中尉役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)らが前作から続投。

さらに、新キャストとして、エドとアルの父親であるヴァン・ホーエンハイム役とホムンクルスたちの生みの親である“お父様”の二役を内野聖陽、エドの命をねらうスカーを新田真剣佑が演じ、アメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイ役には舘ひろしをキャスティング。加えて、シン国第十二皇子リン・ヤオ役に渡邊圭祐、リンの護衛乱ファン役を黒島結菜、ランファンの祖父フー役で筧利夫と続き、さらにアレックス・ルイ・アームストロング少佐役に山本耕史オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将役に栗山千明ゾルフ・J・キンブリー役に山田裕貴、トリシャ・エルリック役に仲間由紀恵、ピナコ・ロックベル役に風吹ジュンユーリ・ロックベル役に藤木直人、サラ・ロックベル役に奥貫薫、ホムンクルスのセリム役に寺田心、シン国第十七皇女メイ・チャン役にロン・モンロウ、イズミ・カーティス役に遼河はるひとの名前が。気になる人気キャラクターたちを演じるキャストが一挙に発表となった。

予告映像では早くも、スカーやキング・ブラッドレイ、リンらの姿が確認できるほか、巨大な要塞の爆破など大迫力のアクションシーンも映しだされている。また、ビジュアルは2種類で、右腕の機械鎧(オートメイル)を破壊されたエドと、鎧の体を破壊されて倒れ込むアルの姿が写しだされたもの、獲物を狩るような鋭い視線を放つスカーの姿がデザインされたものが公開されている。

■『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が11月に公開決定!

転スラ”の愛称で親しまれる異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」の映画化作品『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が11月に公開されることが決定。予告編と第1弾キービジュアルが発表された。

原作はシリーズ累計発行部数3000万部を突破しており、異世界で1匹のスライムに転生した主人公が身につけたスキルを駆使し、知恵と度胸で仲間を増やしていく冒険が描かれていく。初の劇場版となる本作では完全新作のオリジナルストーリーが展開され、ストーリー原案を原作の伏瀬が担当する。

解禁された予告映像は、リムルが統治する魔国連邦(テンペスト)の西方にあるラージャ小亜国からスタート。 “大鬼族(オーガ)の生き残り”ヒイロや、“謎の力を持つ”女王といった劇場版オリジナルキャラも登場し、激しいバトルも繰り広げられている。第1弾キービジュアルには、「消えたはずの灯火、試される“絆”の力」というコピーヒイロの凛々しい後ろ姿の前に、リムルとベニマルが配置された迫力ある1枚になっている。

このニュースに、「楽しみでしかたない!」や「完全オリジナルだった。どうなるんだろう?」、「予告観たけどめっちゃ良かった!早く映画で見たい!」といったファンの声を聞くことができる。

このほか、『メアリと魔女の花』(18)以来5年ぶりとなる、スタジオポノックによる長編アニメ映画『屋根裏のラジャー』にも注目したい。2022年夏公開を予定していたが、制作スケジュールの関係で公開の延期を決定。現在、鋭意制作中とのことで、さらなる続報が待たれる。

文/サンクレイオ翼

テレビアニメ「ツルネ -風舞高校弓道部-」の劇場版タイトルが『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』に決定/[c]綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会