ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@yukifuri0biyori)さん。そのまま保護して育て、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。

【画像多数】101日目~110日目までの成長記録

■101日目

●背中の傷が治ったので、包帯代わりに着せてた服を脱がせたら…なんだか妙にスッポンポンに見える。スッポンポン。もともとスッポンポンなのに。

●余談。猫が喜ぶ動画、というものがそういえば世の中にはあるなぁと思い、猫用ゲームがあったので、本当に興味を引くのか試してみたけれども、全然駄目だった。タッチパネル的な意味で。

102日目

●初・前肢を使わずに水を飲む。いつも前肢をかけながら飲んでいたのだが(すぐ成長すると思い仔猫用は購入せず)、普通に飲めるように。先住猫がとにかく水を飲まず尿が濃くなり膀胱炎になっていたのだが、涌き出るタイプの給水器にしてからよく飲んで凄く調子が良いので黒猫最初からコレ。

■103日目

●帰宅直後は毎日熱烈抱っこモード。抱っこしてして!と両手を伸ばすので抱き上げると満足気にゴロゴロするが、嬉しさが感極まると噛もうとしてくる。そのタイミングで玩具を与えてると咬み咬み蹴り蹴りし、一通りすると「カミカミ終わった!」と抱っこ再突入。ここまでが帰宅後一連の流れ。

■104日目

●猫用ゲームリベンジ。Cat Fishing2 というアプリ。どうにもゲームとかそういうのに疎いもので、教えて貰ったものをインストールしてみる。ちゃんと遊べる。でもやっぱり、実物おもちゃの方が好きかな。

●余談。以前猫をかった時に(しかし心臓病で1歳で亡くなった)貰ったクッション使うかなと思い、人間の横に設置したら勝手に窓際に動かしてた。お気に入り。人間の横よりも…窓際か…。でも写真撮影で近付いたら結局人間の膝に移動して寝始めた。別に…こっち来てなんて思ってなかったけれど。

105日目

キャリーケースが凄く好き!というわけではないだろうが、キャリーケースに入る=今日はお留守番じゃない!一緒!!という感じ。大体はくつろいでる。あと、職場で椅子を一個陣取り始めた。前からお気に入りの事務用椅子。登れなかった時は下をウロウロしてたけど、今はちゃんと座る。

106日目

●人間が寝ているとくっついてくることが多い。こう、隙間に入り込むように。首周りとか脇のあたりとか。どうしてそう大きな血管を温める場所に陣取るのか。暑い。エアコンかけてても暑い日は暑い。猫は夏場離れていくものではないのか。でも猫自身が暑苦しくなると、離れてく。ずるい。

■107日目

●初・とても高いところ(?)に登る。人間の背丈よりも高い本棚、換気扇の上、食器棚…。既に留守番中に登っていたのかもしれないが、仔猫なので人間の方が驚いて下でハラハラ。そんな様子を気にすることもなく、事も無げに中間地点を使ってトントンと軽やかに降りる黒猫。人間の心猫知らず。

108日目

●ごはんを用意し始めると、やった!とばかりに走ってくる。好みが激しく離乳も苦労して、この猫は一生高価な缶詰め(高価な物しか食べなかった)しか食べないのでは…と思っていたが、唐突にドライフード食べ始めてから、今までの苦労はなんだったのか状態。それでも、好みは激しいのだが。

■109日目

●昨夜全く眠れず、困ったと思っていたら、遊び疲れた黒猫がやってきて(人間が寝ている時に人間の手を噛むと寝室から追い出されるので最近は目が覚めると1人で勝手に遊ぶ)、ゴロゴロ言いながらくっついて爆睡。近過ぎて暑苦しいしゴロゴロが煩いと思っていたらいつの間にか寝てた。猫凄い。

■110日目

●ね む い。あまりに眠過ぎて、伏せたまま頭をゴチン!とテーブル(床)に打ち付けてはハッ!と起きてまたウトウト。布団は好きだが1人で寝るのは嫌らしく、夜はとにかく、遊び疲れてもこちらがずっと寝るのを待っている。目の前で。目をシパシパ、ウトウトさせながら。ひたすら、待つ。

■【この時期の特徴・注意点】水を飲んでくれない子には、放置せずにさまざまな方法を試してみよう

猫はその体質上、飲水量の不足は泌尿器系(腎臓や膀胱など)の病気を引き起こす可能性が高くなるので、しっかりと水を飲むことがとにかく重要です。

缶詰めやパウチなどのウェットフードを中心に食べている場合、その75%ほどが水分であるため食事と共に十分な水分を補給出来ているケースが多いですが、ドライフードのみの場合は十分な水分をとれているか日々気にかける必要があります。ご飯の横に水を置いてあげるだけで飲んでくれる場合はいいですが、あまり飲んでくれないという場合は、色んなアプローチを試してみましょう。

例えば、蛇口やシャワーなどの流れている水なら興味を示して飲んでくれる場合もありますし、市販の製品では噴水のように水が湧き続けるペット用の循環給水器なども販売しています。器を変えてみたり水の置き場所を増やしたり、冷たい水ではなくぬるま湯にしてみたりと是非様々な方法を試してみて下さい。

ただし、あまりにも水を飲む場合、即ち常に喉が乾いていて水をガバガバ飲み、水のような薄いおしっこを何度も出す場合(あるいはそれで何度も水を吐いたり、飲水量に比べて排尿量が極端に少ない場合)は病気の可能性がありますので動物病院を受診しましょう。

※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください

101-2