日本代表合流直前に行われた試合後のヘンクMF伊東純也の声を、ベルギー『Voetbalkrant』が伝えている。

ヘンクは20日、ジュピラー・プロ・リーグ第32節でクラブ・ブルージュとアウェイで対戦した。 伊東は2トップの一角として先発フル出場。1点のビハインドで迎えた39分に伊東が魅せた。

ボックス手前で右サイドからパスをもらうと、相手のプレスを回避しながらドリブルで左サイドへ持ち出す。 コースが空いたと見るやいなや、左足でシュート。グラウンダーのシュートがゴール右隅に決まり、ヘンクは同点に追いついた。

だが、試合はその後に2点を奪われ、1-3で敗戦。ヘンクはプレーオフ2に進出する8位に位置しているが、9位のシント=トロイデンとは勝ち点で並んでおり、残り2試合で予断を許さない状況となっている。

自身のパフォーマンスには一定の評価を下している様子の伊東。一方で、それがチームの結果へ直結しないことへのもどかしさも感じているようだ。

「どちらにも転んだなと思うゲームでした。僕らのシステムが彼らを驚かせたのは明らかで、ペースをつかむことができたと思います。(先制はされたけど)ハーフタイム直前に1-1にできたのは非常に良かったです」

「ゴールには満足しているし、自分が達しているレベルもまぁ良かったとは思いますけど、(試合結果は)少し残念でした。僕が2点は取るべきでしたね」

伊東リーグ戦を終えて間もなく移動し、22日には日本代表へと合流。24日のカタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦でもゴールへの期待は高まっている。

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