チェルシーの2022-23シーズンのユニフォームデザインがリークされたが、そこには撤退したはずのスポンサーロゴがあった。イギリス『サン』が伝えている。

『サン』によると、ユニフォーム専門サイトの『Footy Headlines』がチェルシーの来季1stユニフォームのデザインをリーク。そのデザインは例年通り青を基調としており、特に柄もないシンプルなものだ。最大の特徴は襟で、白地にクラブのエンブレムでもあるライオンがターコイズブルーで描かれている。

左胸にはクラブエンブレム、右胸にはサプライヤーであるナイキのロゴが定石通りに入っているが、『サン』が注目したのは胸スポンサーだ。リークされた来季ホームユニフォームの胸には、契約を一時停止しているイギリスの通信会社『Three』のロゴが入っている。

2020-21シーズンからチェルシーの胸スポンサーを務めている『Three』だが、チェルシーイギリス政府によってオーナーを務めるロシア人実業家ロマン・アブラモビッチ氏の資産が凍結されており、『Three』は年間4000万ポンド(約60億8000万円)とされるスポンサー契約を一時停止している。

『サン』は「チェルシーの22-23シーズンのキットが流出。スポンサー活動停止中もThreeのブランドは健在」と伝えているが、様々な制限が課せられているチェルシーの来季ユニフォームにもその影響が出てくるかもしれない。

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