派手さは1機目の「無限飛行機」超えちゃったかもしれない。

機体側面に「柱」

ANA(全日空)が2022年3月26日(土)より羽田発着の国内線へ就航させる予定の、テレビアニメ『鬼滅の刃』の特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」。就航直前の24日(木)、塗装作業が実施されていた那覇空港内の航空機整備会社「MRO Japan」の施設内で、その全貌が披露されました。

同機は2021年12月からスタートしたANAと『鬼滅の刃』とのタイアップ企画の一環として誕生。ANAではその第1弾として、2022年1月に炭治郎禰豆子(ねずこ。正しい表記はネ+爾)などを胴体に描いた「鬼滅の刃じぇっと -壱-」を就航させました。今回披露された「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」は、これに次ぐ2機目の「鬼滅」特別塗装機となります。

担当機はボーイング767-300ER国内線仕様機「JA608A」。デカールは両面で120枚使用され、全体のサイズは高さ約3m、幅約32mにも及びます。機体側面には炎柱・煉獄杏寿郎や音柱・宇髄天元といった、「柱(はしら)」と呼ばれる鬼殺隊の中で最も位の高い9名の剣士が描かれています。また、1号機と同じように左右で異なるデザインが採用されているので、どちらの機体側面を見ても楽しめるものとなっています。

鬼滅2号機、今後の予定は?

機内は、「鬼滅の刃 じぇっと -壱-」と同様の限定デザインとなっており、特別仕様のヘッドレストカバーが設置されています。ドリンクサービスでは、CAが禰豆子の衣装をモチーフにした限定デザインのエプロンを着用して実施するほか、炭治郎などのキャラクター4人による機内アナウンスが用意されるとのことです。

同機は明日25日に国内線定期便就航に先んじて、成田発着の遊覧フライトを実施。その後羽田に移動し、3月26日のNH671(羽田7:00発→広島8:30着)、NH674(広島9:10発→10:30着)で定期便デビューを予定しています。なお就航2日目となる3月27日から4月10日までの間は固定スケジュールで運航となり、羽田~広島、松山、伊丹線に投入される予定とのことです。

公開されたANA「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」(2022年3月24日、乗りものニュース編集部撮影)。