26日、中山競馬場で行われたG2・日経賞は断然人気のタイトルホルダーが逃げ切り。このレースの1着馬には天皇賞・春(5月1日・阪神・芝3200)への優先出走権が与えられる。

日経賞、勝利ジョッキーコメント
1着 タイトルホルダー
横山和生騎手
「ホッとしています。有馬記念で乗せていただいたイメージを大切に、次もあるのでそういうところも含めて、この馬とのリズム、この馬の雰囲気を感じながら競馬をして直線を迎えました。この馬を信じていかなければ次、大一番が待っているので、そういうの含めて人間もここは思い切って乗ろうと思いました。そんなにラップをどうとかという意識はなく、この馬とどういうリズムでどういう走りをしてくれるかっていうのが一番ここは大事な焦点だなと思って捉えていました。(4コーナーかた直線にかけて後続が迫ってきましたが粘りをどう捉えていますか?)やっぱり流石ですよね。正直、道中なんかの走り方もまだまだ課題があるような走りで直線を迎えたので、正直ちょっと厳しい戦いになるかなと思ったんですけど、やっぱり底力というかタイトルホルダーの力に助けられました。次が本番なので、僕としてはここで満足することなく、この馬と少しでも良い絆を繋いで次に向かえればと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、中山競馬場で行われた11R・日経賞(G2・4歳上オープン・芝2500m)で1番人気、横山和生騎乗、タイトルホルダー(牡4・美浦・栗田徹)が勝利した。クビ差の2着にボッケリーニ(牡6・栗東・池江泰寿)、3着に2番人気のヒートオンビート(牡5・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは2:35.4(稍重)。

 3番人気で横山武史騎乗、アサマノイタズラ(牡4・美浦・手塚貴久)は、8着敗退。

【毎日杯】藤岡佑「一度2着馬に前に出られた」ピースオブエイトが逃げ切る

力でねじ伏せる

(C)Yushi Machida

 断然の1番人気に支持された横山和生騎乗、タイトルホルダーが春初戦を制した。レースではハナを奪いマイペースの逃げを展開。スローペースに落として隊列を引っ張ると、後続に半馬身ほどのリードを保って直線へ。そこからもうひと粘りして、最後までしぶとく伸びると、交わされそうで交わされない勝負根性を発揮して力で押し切った。

タイトルホルダー 10戦4勝
(牡4・美浦・栗田徹)
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
馬主:山田弘
生産者:岡田スタツド

【全着順】
1着 タイトルホルダー
2着 ボッケリーニ
3着 ヒートオンビート
4着 クレッシェンドラヴ
5着 ハヤヤッコ
6着 ワイドエンペラー
7着 スマイル
8着 アサマノイタズラ
9着 ラストドラフト
10着 エフェクトオン
11着 ディバインフォース
12着 ウインキートス
13着 トラストケンシン
14着 ランフォザローゼス
15着 サクラアリュール

(C)Yushi Machida