3連休だった3月19・20日の週末映画動員ランキング。注目作品の動向はいかに?

【写真を見る】大ヒット作『SING/シング』の続編で、新たなキャラクターも登場する『SING/シング:ネクストステージ』

■『SING/シング:ネクストステージ』が首位デビュー!『KAPPEI カッペイ』や『映画おしりたんてい シリアーティ』もランクイン

今週、初登場1位に輝いたのが、土日2日間で動員34万人、興収4億4300万円を上げた『SING/シング:ネクストステージ』。「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を生みだしてきたイルミネーション・エンタテインメントが手掛け、最終興収51億円を超える大ヒットを記録した『SING/シング』(17)の続編。公開初日から祝日21日までの4日間の累計では、動員61万8000人、興収7億9000万円を上げる好スタートを切っている。

新作ではほかに、「デトロイト・メタル・シティ」の若杉公徳による同名ギャグ漫画を伊藤英明主演で実写化した『KAPPEI カッペイ』が6位。累計発行部数900万部を超えるトロル原作の大ヒット児童書シリーズ「おしりたんてい」の4作目となる劇場版『映画おしりたんてい シリアーティ』が7位に入っている。

■『劇場版 呪術廻戦 0』が歴代興収ランキングでTOP20入り

2週連続で首位を守った『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は土日2日間で動員19万3000人、興収2億3600万円を上げるもワンランクダウンの2位へ。累計では動員109万人、興収13億円を突破している。先週2位だった『余命10年』も動員15万2000人、興収2億200万円を上げて3位とし、累計で動員124万人、興収はまもなく16億円に達する。

このほかの既存作品では、4位の『THE BATMANザ・バットマン-』が累計で動員51万人、興収8億円を獲得。公開13週目を迎えてなお5位にランクインしている『劇場版 呪術廻戦 0』は動員928万人、興収130億円を記録し、歴代興収ランキングでTOP20入りを果たしている。

今週末からは、ギレルモ・デル・トロが伝説的カルトノアール小説を映画化した『ナイトメア・アリー』、『TENET テネット』(20)などのケネス・ブラナーが自身の体験を基に製作、監督、脚本を手掛けた『ベルファスト』、赤塚不二夫のギャグ漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメ「おそ松さん」をSnow Man主演で実写化した映画『おそ松さん』といった作品がスタートしている。

文/サンクレイオ翼

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