乃木坂46メンバーでタレントの高山一実3月27日、都内で行われた「私が女優になる日_」season2ファイナリストお披露目囲み取材に、お笑いコンビ・ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、飯沼愛、ファイナリスト16人と共に出席した。

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2020年にTBSで発足した、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」は、田辺エージェンシーと秋元康氏、そしてTBSがタッグを組んで実施。グランプリに輝いた1人は、その人のために書き下ろされた脚本でTBSドラマ制作陣が手掛ける深夜ドラマでの主演デビューが約束される。

視聴者投票で決定したファイナリスト16人が発表された番組放送直後に行われた囲み取材で、同プロジェクトのスペシャルサポーターを務める高山は、ファイナリストが決まった心境を聞かれ「順位をつけられたり、選抜されたりすることは自分も経験してきたことですけど、見ている方の気持ちってこういうことなんだって気付きましたし、応援していてくれている方のありがたさを知ることができて良かったなって思います」と吐露。

「女優さんのオーディションなので、パーソナルな魅力があった子も落ちてしまって驚きも多かったんですけど、セミファイナリストのオーディションのときからみんなお上手だった中で、さらに勝ち残ったみんなはすでにお上手なんだろうと思いますし、みんなのこれらかの姿を見るのが楽しみです。最後の一人が決まるまで、一生懸命、全力で応援させていただきたいと思います」と目を輝かせた。

また、ファイナリストへのアドバイスを求められると「自分は戦いたいというタイプではなかったんですけど、負けたくないというのはあって、悲しくなるのは嫌だなという思いでやっていました。みんな競いたいんじゃなくて女優さんになりたいという思いの子が多いと思うので、誰に勝ちたいというよりも、“自分を磨くぞ”ということをモチベーションにすると、おのずといい結果になるのかなと思います」とメッセージを送る。

続けて「私は乃木坂46のオーディションのときに受かればいいと思っていたんですけど、最終オーディションのときから選抜が決まって立ち位置が決まったんです。そのときに3列目の端っこだったときに、順位がつくと“もうちょっと上に行きたい”という欲が出てきたんですけど、皆さんもこれから高みを自然と目指すようになると思うので、そういうときは自分を信じて、自分に勝つ気持ちで頑張ってほしいなって思います」と熱く語った。

さらに、同プロジェクトのタイトルにちなみ、アイドルになったと感じた瞬間を聞かれ「いまだに“アイドルだったのかな”って感じはするんですけど、自然と涙が出てきたのは、初めてファンの方の前で曲を披露したときですね」と回顧。

「デビュー曲を頂けるまで半年以上あったので、ずっと自己紹介だけでイベントをしていて、そのときは“あれ? アイドルなのに自己紹介だけ言っている”と思ったり、笑いを取らないと怒られて“お笑い芸人さんだったのかな?”って思ったときがあったんですけど、歌って踊ってをしたときに、私は自然と涙が出ましたね」としみじみと語った。

◆取材・文=風間直人

■ファイナリスト16人

1位:大平くるみ

2位:中島梨里香

3位:幸澤沙良

4位:馬越友梨

5位:釜屋舞姫

6位:大橋小春

7位:永島彩花

8位:大嵩愛花

9位:大河原花菜

10位:奥遥歌

11位:田村藍

12位:鈴木悠華

13位:高橋桃子

14位:新井彩永

15位:市野姫吏

16位:有賀優

※高橋桃子の高は正しくは「はしごだか」

高山一実が「私が女優になる日_」season2ファイナリストお披露目囲み取材に出席/ 撮影:風間直人