株式会社Alpaca.Lab(所在地:沖縄県中城村、代表取締役:棚原 生磨)は、以前より実証実験*1を繰り返していた運転代行業による貨物軽自動車運送事業について、グレーゾーン解消制度を活用し「荷物の配送を運転代行業務の空車状態時及び実車状態時のいずれも行うことが、貨物自動車運送事業法や道路運送法に抵触しない」との回答*を受けたことをお知らせします。

 株式会社Alpaca.Labは、2020年より公益社団法人全国運転代行協会沖縄県支部と協働し、運転代行の随伴車による配送事業について実証実験*1を繰り返してきました。そこで得られた知見を基に、より応用的な配送事業の可能性を模索するべく、産業業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」を活用しました。

*1テイクアウト容器のシェアリングサービス「Re&Go」の実証実験に参画
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000052365.html

 経済産業省によると、「当該サービスに係る荷物の配送は、貨物自動車運送事業法第2条第4項に規定する貨物軽自動車運送事業に該当するところ、当該配送を行う自動車運転代行業者が、あらかじめ同法第36条第1項の規定による届出を行っている場合には、同法第76条第9号の規定には当たらない。(一部抜粋)」とされ、「荷物の配送を運転代行業務の空車状態時及び実車状態時のいずれも行うことが、貨物自動車運送事業法や道路運送法に抵触しない」との回答が得られました。

グレーゾーン解消制度の活用事例(経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/shinjigyo-kaitakuseidosuishin/result/gray_zone.html

新事業特例制度及びグレーゾーン解消制度(国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/001469675.pdf

 「グレーゾーン解消制度」とは、産業競争力強化法に基づき、事業者が現行の規制の適用範囲が不明確な場合においても、安心して新事業活動を行えるよう、具体的な事業計画に即して、あらかじめ規制の適用の有無を確認できる制度です。(消費者庁HPより引用 URL:https://www.caa.go.jp/law/grayzone/

  • 今後の展開について
 運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」は、利用者と運転代行業者を繋ぐ配車サービスです。現在は沖縄県福岡県にて展開し、国内最大級の配車アプリとしてシェアを広げています。今回の回答に伴い、物流業界の抱えるリソース不足に対し、運転代行業による物流インフラの可能性を広げて参ります。

  • AIRCLE(エアクル)とは
 エアクルは、利用者がスマホやタブレットから配車発注をすると、運転代行業者と利用者の位置情報を活用し、効率的なアルゴリズムにより最適な配車を行います。運転代行業者は随伴車の位置情報をリアルタイムで確認しながら配車手配が可能な上、目的地へのルート案内のほか、受注・発注処理、ドライバー管理などの日常業務も一括で管理することが出来ます。今まで紙への手書きで生じていたタイムロスやミスを削減することで、業務の効率化も可能とします。
URL:https://aircle.jp/

  • 株式会社Alpaca.Labについて
 運転代行業者の中には無許可の運行や保険未加入、表示業務違反などの問題を抱えている業者も多く、ユーザが安心して利用できる状況ではありません。また、感覚や経験に頼った配車オペレーションにより、サービス全体の効率化が図れず、発注時の手間が多いことや到着までの時間が長いなど、ユーザの利便性が損なわれていることが明らかになっています。当社は「課題先進県の沖縄から課題解決のスタンダードを」を理念に、AIを用いた安心・ 安全な運転代行配車アプリを提供します。

会社概要
株式会社Alpaca.Lab
本社所在地:〒901-2424 沖縄県中頭郡中城村南上原1111-1
設立:2018年8月27日
代表者:棚原 生磨
事業内容:運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」の展開
URL:https://alpacalab.jp/

配信元企業:株式会社Alpaca.Lab

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