爆笑問題・太田光

29日深夜放送『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)では、27日(日本時間28日)に開催された第94回アカデミー賞授賞式で起きた「ウィル・スミスによるビンタ騒動」について爆笑問題太田光田中裕二が言及。同騒動の影響を自身も受けていると太田が明かした。


■ウィル・スミスの行動に賛否

映画『ドリームプラン』で主演男優賞を獲得したスミス。

しかし受賞前に、プレゼンターとして登場したコメディアンクリス・ロックの「スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスへの発言」に激怒、壇上でロックに強烈な平手打ちをし罵声を浴びせる暴挙に出た。

スミスの妻・ジェイダは脱毛症を公表しているが、ロックはそれに関する旨の発言をしていたため、「妻のために怒った」スミスの行動には賛否が起きている。


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■ネットの反応では…

番組冒頭、太田は「いやぁ、ウィル・スミスに殴られた頬がまだ痛いよ」ととぼけると、田中は「お前じゃねぇだろ。お前も殴られる側だからな、言っとくけど、本当に」と言い含める。

太田は笑いながらネットで同騒動の動画を探したり世間の反応を確認したと吐露。するとツイッターでは「太田が殴られればよかったのに」と書かれていたといい、「もうさ、ヒドイ、そりゃないじゃない」と嘆いた。

■クリス・ロックは太田?

「なんで俺がウィル・スミスに、俺ウィル・スミスになにも言ってないよ。『ウィル・スミスが太田も殴ってくんねぇかな』って、ヒドイよ」と太田は苦笑。

さらに国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』主演の俳優・西島秀俊にかけて「しまいにはさ、『西島秀俊が太田を殴ればいい』って分けわかんないよ。それどういうことなんだよっていうさ。そりゃないじゃないかって思うよ」とイジられたと笑う。

「(クリス・ロックが)日本で言えば太田みたいなやつだって言ってんだよ。ちょっと待ってくれよって思うよな、ああいうのな」と自身の芸風とクリス・ロックがかぶっているとの世間の声に悲哀に満ちた声を漏らした。


■リスナーも反応

思わぬ方向でイジられてしまった太田。その後も、同騒動に関する持論を展開しリスナーを唸らせた。

スミスはロックに謝罪し、ロックも「訴えない」との意向を示すなど両者間では解決済みと言える同騒動だが、スミスには「アカデミー追放」「オスカー剥奪」の可能性も示唆されるなどまだまだ沈静化にはほど遠い状況だ。

リスナーからは「確かにウィル・スミスの騒動は日本でも賛否両論別れたよね」との声が寄せられている。

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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ

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