ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@yukifuri0biyori)さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。

【画像多数】111日目~120日目までの成長記録

■111日目

おやおや。予備で置いておいたトイレットペーパーを見付けて引っ張り出して遊んでいた。食べはしないものの、色んな場所を器用に探し出せるようになってきたので、もっとちゃんと隠さねば。

■112日目

●今年最後の3回目ワクチン。あとは来年から年1回。感染の多い猫エイズ白血病の検査も実施。拾い当時生まれたてだったが、母猫からの感染を完全否定出来ないので、拾ってから3ヶ月を目安に検査。陰性でした。採血がご不満だったらしく、終了後ずっとウニャニャ!ニャ!と文句言ってた。

113日目

●きゃー。おまわりさーん。ここに覗き魔がいるわー。という台詞がいつも頭の中に浮かびながら風呂を出て思う。今日もいる。ずっと待機しているわけではないだろうが、開ければいる。浴室から出ると静かに入ってきて着衣中一歩下がった位置で待機。ドアを閉めといても、覗いてはいる。

114日目

●もう手のひらサイズではないのだなぁ。きっと20年くらい経ったら「おじいちゃんになったなぁ」と呟くのだろうと思う。が、呟けたらいいとは思うものの、なにがあるかわからないのが命というものなので、ひとまずは今をすくすく生きよ。

■115日目

●気にしないふたり。先日配偶者がガチャで被り物をとってきたので、ペアで被せてみたけれども、同じサイズなのに先住猫はムチムチ、黒猫はブカブカ。あと今朝起きたら凄いガン見されてた。遊びたいらしく、モジモジしていたので…二度寝しようと思ったが起きることにした。仕方ない。

116日目

●“トンネル”を貰った。スペースをとられるのであまり置きたくないのだが、本人はだいぶ気に入っているようで、出たり入ったり。軽いので遊ぶと結構動くけれども、寝室で寝転がっていたらガタガタ!とトンネル移動させて「見て見て!」とばかりに出たり入ったりしてた。はいはい、凄い凄い。

■117日目

●椅子に座っていると、膝程度の高さは余裕でピョンと飛び乗れる。飛び乗れるはずなのだが、寝起きのときなどに気を抜いたジャンプ?のような、明らかに適当と思われるジャンプをすることがあり、そういう時は失敗して前肢をバンザイさせながらズルズル落ちていく。無様に。猫なのに。

■118日目

●爪切りは寝ている時にパチパチ実施することも多い。手先を触られることに敏感にならないよう、普段から柔らかくモミモミしつつ、指(爪)1本から切れる時はサクサク爪切りしているが、一気に切ってしまいたい時は無理せず寝ている時に切る。本人爆睡。人間も爪切り終了。平和。

■119日目

●配偶者の職場が遠く、現在通勤の関係で別居中?の配偶者のもとにいる先住猫(もともと垢主が育てたけど配偶者寂しくて連れてった)が、配偶者数日留守にしなければいけない関係で我が家へ帰宅(もはやあちらが“我が家”だと思うが)。黒猫とキジトラ猫と人間の、暫しの3人暮らしスタート。

●あっ…。(同居動物入れて4人暮らし)

■120日目

●初・顔を踏まれる。寝転がっていると、頬に寄り添うことはあっても決して踏みつけるような子ではなかった黒猫。大好きなキジトラ兄さんが来てから遊んで貰ったりとなにかと夢中。追いかけっこすると、ちゃんと人間を飛び越えてくれるキジトラ、夢中過ぎて普通に踏み付けていく黒猫。こら。

■【この時期の特徴・注意点】撫でていたら突然噛まれた!猫からのイライラサインを見逃さないで!

〝撫でて撫でて〟とゴロゴロ鳴きながら頭を擦り寄せてくる猫を撫でていると、突然噛まれてしまったということがよくあります。これは「愛護誘発性攻撃行動(あいごゆうはつせいこうげきこうどう)」と呼ばれる猫の反射行動のようなものです。噛む強さやそれに至る時間は個体差が大きく、触れた瞬間攻撃する子もいれば全くそうした行動をとらない子まで程度は様々です。

もう満足していることに気づかず撫でる手を止めなかったり、触られたくない場所を触れたり、撫で方が良くなかったりと色々な原因がありますが、猫とて最初から噛みたくて噛んでいるわけではありません。「(さっきは撫でて欲しかったけど)もう満足だからやめてほしい」「そこは触らないで」などのイライラに飼い主が気付かず触り続け、猫が我慢の限界を超えて思わず噛んでしまっていることを理解し、それに対してむやみに叱ったり反撃したりすることはやめましょう。

撫でながら猫の様子をよく観察していると、噛む前には尻尾をパタパタさせていたり、耳を横に張ったイカ耳状態になっていたりとなんらかのイライラサインをだしていることが多いので、猫と触れ合う上での一つのポイントとして、意識するようにしましょう。

※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください

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