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ペットが傷跡や手術跡などを舐めてしまわないようにエリザベスカラーを首に装着することがあるが、イギリス在住のある家族が飼っている犬も手術後にエリザベスカラーをつけることになった。しかしなぜか一家の父親が、愛犬と一緒に自分もエリザベスカラーを首につけていたという。『The Mirror』『Newsweek』などが伝えている。

英バークシャーに住むTikTokユーザーのアレックスモーガンさん(Alex Morgan)が今月22日に動画を投稿したところ、210万回以上も視聴されるほど注目を集めた。動画には手術後のためエリザベスカラーをつけているラブラドール・レトリバーの“オーリー(Ollie、7)”を気遣うアレックスさんの父親の姿があった。しかしその気遣い方が少し変わっていたことから、多くの関心を集めてしまったようだ。

動画には「これってうちのパパだけ?」と言葉が添えられており、リビングルームのソファーに座るエリザベスカラーをつけたオーリーと、その隣には同じようにエリザベスカラーをつけたアレックスさんの父親がいた。彼は膝の上に頭を乗せているオーリーの肩を優しく撫でながら、もう片方の手でマグカップを持ち、普通にテレビを見ている。そしてアレックスさんはこのように説明した。

「こんなパパ見たことない。パパったら手術後の私の犬に孤立を感じさせないようにと、同じようにエリザベスカラーをつけているのよ。信じないだろうけど一番犬を欲しがらなかったのはパパだったのよ。だけど結局パパはオーリーをとても愛しているのよね。」

どうやら父親は、自分だけエリザベスカラーをつけているオーリーに孤立を感じさせないため同じ格好にすることにしたようで、オーリーに「キミだけじゃないよ」と伝えたかったのだろう。この動画には3300件以上ものコメントがこのように寄せられた。

「あなたのパパは『僕たちはいつも一緒だよ』って言ってるみたいだね。」
「すべてのヒーローがマントをつけているわけじゃない。エリザベスカラーをつけているんだ!」
「うちの父親も私の犬を嫌ってるわりには、いつもたくさんの犬用のおもちゃを買ってくるのよ。」

多くの人がオーリーに対する父親のちょっと変わった愛情表現を微笑ましく思ったようである。ちなみにオーリーは瞼にあったしこりを取り除くために手術を受けたが、その後TikTokに投稿された動画には元気に愛嬌を振りまくオーリーの姿も見られ、順調に回復しているようだ。

画像は『Good Boy Ollie 2022年3月22日付TikTok「Is it just my dad?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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