農林中金バリューインベストメンツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯田博、以下「NVIC」)は2022年4月から高校家庭科授業で金融教育が必修化されるのにあわせ、国内最大の教員向けオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」を開発・運営しているARROWS社と提携し、金融教育授業教材の開発を行い、2022年3月より全国の高校を対象に無償提供を開始します。
高校家庭科の教師の方々の「家庭科教育で必要なことなのか?」「自分も投資したことがなくて、何をしていいのか不安」といった声を受けて、「投資で変える私の未来~今日からできる投資とは~」と題した教材を開発いたしました。一般的にイメージされる「金融投資」だけでなく、若者にとってより重要な「自己投資」も含め、高校生自身が自分らしい生活をできるよう生活設計に伴う家計や投資への意識を高め、自分に何ができるかを主体的に考えて行動できるようになることを目指した教材になっています。高等学校の新学習指導要領における家庭科単元「これからの生活を想像する」に準拠した内容になっており、授業進行台本やワークシートも同時に提供することにより、先生が1コマ(45-50分)の授業で完結できるようサポートを行います。本件教材の構成概要は補足資料をご参照ください。
教材の具体的なサンプルは以下のページでご確認いただけます。
   https://www.nvic.co.jp/media/1626

◆教材概要
名称:投資で変える私の未来~今日からできる投資とは~
内容:高等学校の新学習指導要領における家庭科単元「これからの生活を想像する」に準拠した金融教育授業教材。高校の先生が円滑に授業を行えることを目指して、スライド、授業の進行台本、ワークシート等が同梱。
金額:無償
申込方法:参考ページ(https://www.nvic.co.jp/media/1626)をご確認ください。

◆模擬授業の様子
無償提供開始に先駆けて、2022年2月に東京立正高校(東京都杉並区)にて模擬授業を実施し、教材が高校生に刺さるものになっているか、先生にとって使いやすいものになっているかを確認しました。授業の中で、生徒の皆さんが投資について真剣に考えてくれている様子を生で確認することができましたし、授業後には、投資を生活に取り入れていこうという声を直接聞くことができました。
その後、模擬授業を通して得られた現場の声を反映させるべく、教材に一部修正を加え、今回の提供開始に至っております。
本件取り組みの背景
NVIC設立の目的として“価値に基づく資本配分を通じた経世済民の実現”~Quest for Value~を掲げており、1.投資家、2.投資先、および3.社会・コミュニティーへの価値提供をそれぞれ行っております。
本件は上記の3.社会・コミュニティーへの価値提供 に該当するものであり、“人材育成こそ最良の長期投資である”という信念の下、「投資」が日本で広く根付くよう、大学での特別講義や高校での特別授業を過去実施してまいりました(京都大学東京大学一橋大学、洛南高校、城北高校、N高等学校等、ゼロ高等学院)。特に京都大学においては2014年度から経済学部において、寄附講義「企業価値創造と評価」を開設。本講義は「企業価値」をキーワードとして、アカデミックな視点、実務的な視点から論点を整理し、企業価値創造と企業価値評価の実際の取組みについて、企業経営者、運用者などの実務者が中心となってリレー方式で講義を行ないました。高校生向け授業に関しては、過去単発にて実施してきましたが、2021年7月にはゼロ高等学院にて、2022年春からの高校での金融教育の必修化にむけて、改めて書籍『15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか』(ダイヤモンド社)に準拠した形でプログラムを開発し、パイロット的に提供を行っています。
真の投資教育とは決して一般的な知識の増強のみによって図れるものではございません。本件教材についても一般的な「金融教育」とは異なり、生徒の視点に立った分かりやすい動画や実践的なワークを通じて体感しながら学ぶことに主眼を置いております。当教材を通じて、価値を理解し、かつ自ら価値を創造することを意識して行動できる次世代の人材を育てていくことが、長期的に見て企業だけでなく社会全体の価値の増大につながっていくものであると考えています。

監修者 農林中金バリューインベストメンツ株式会社CIO/「おおぶね」ファンドマネージャー
奥野 一成(おくの・かずしげ) コメント  

2022年度から実施される高等学校の新学習指導要領にて、家庭科の授業で「資産形成」の視点にふれることが示されましたが、生徒に、どのような授業をすればよいかお困りの先生方が多いと伺っています。本教材では金融投資はもちろん、自らの人生に「投資」の概念を組み込むという高い視座を持った「広義の投資」を高校生たちに理解してもらいたいと願っております。具体的には、誰もが平等に持つ貴重な「時間」という資産をどのように「自分の夢」に結び付けていくかなど、まさに明日から「投資」を実践し、その毎日が積もり積もって未来を変えることができるような授業を目指しています。是非ご期待ください。

「おおぶね」シリーズについて

NVICが運用助言を行うファンド「おおぶね」シリーズは、成長を持続する世界経済の中で、長期的に価値を積み上げる企業を見極め、長期で投資することで、リスクを抑えながら複利の効果で資産を大きく増やすことを目指す投資信託です。機関投資家向けに高い実績を出してきたNVICが世界中から成長を続ける「構造的に強靭な企業(R)」を見極めます。
米国に上場している企業への長期厳選投資により投資信託財産の中長期的成長を目指すアクティブファンド「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」のほか、日本企業の中から有望企業を選抜して投資を行う 「農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPAN(日本選抜)」、NVICがこれまで選定してきた北米・欧州・日本の「構造的に強靭な企業(R)」の中から厳選した20~30銘柄に長期投資を行う 「農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選)」があります。
※「構造的に強靭な企業(R)」は農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)の登録商標です。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」概要
高い成長が期待できる米国上場企業の中から、さらに持続的に利益を生み出すと考えられる、
「構造的に強靭な企業(R)」(20~30社程度)を厳選し、長期投資を行います。
■特徴
1.圧倒的な競争力を有する企業への長期厳選投資により投資信託財産の中長期的成長を目指すアクティブファンドです。
2.米国の上場株式を主要投資対象とします。
3.徹底した深い海外企業調査を通じて、1.付加価値の高い産業、2.圧倒的な競争優位性、3.長期的な潮流の3つの基準を満たす「構造的に強靭な企業(R)」に長期厳選投資を行います。
4.組入外貨建資産については、原則として為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは行いません。
5.農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)が投資助言を行い、ポートフォリオを構築します。

※上記1~5の運用は、主として米国企業価値フォーカスマザーファンドにおいて行います。

■ 奥野一成(おくの・かずしげ)  プロフィール
農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC)常務取締役兼最高投資責任者(CIO)。
日本における長期厳選投資のパイオニアであり、機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開。本業に加えて、「日本人をもっと豊かにしたい。」との思いから、本来の投資のあり方とその哲学、長期投資のコツ、優良企業の見極め方などを歴史的な背景や豊富な実例を交えながら幅広い層への啓蒙活動を行っており、著書に『教養としての投資』(ダイヤモンド社)、高校生と先生の対話形式でお金の仕組みを学ぶ『15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか』(ダイヤモンド社)がある。また、2022年から高校の授業に「投資」が組み込まれることを背景に、高等学校での投資教育講座で講師を務め、若者の金融リテラシー向上に貢献する活動に取り組む。1992年京大法学部卒、ロンドンビジネススクール、ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。2014年から現職。
 経済産業省サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会)」委員(2021年5月~)。 経済産業省サステナブルな企業価値創造に向けた対話の実質化検討会」委員(2019年11月~2020年8月)。

農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)について
農林中金バリューインベストメンツ(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2811 号 一般社団法人日本投資顧問業協会加入 一般社団法人投資信託協会加入)は、農林中金グループとして投資運用業を行っています。長期厳選投資の国内におけるパイオニアであり、2007年に農林中央金庫株式投資部にて長期厳選投資のための専担チームとしてスタートして以来、短期的な売り買いをする投資ではなく長期的に企業の株式を保有し続ける長期投資(売らない投資)を貫徹。2010年に機関投資家向けファンドに対する投資助言を開始して以降、米国株投資、投資教育への取組等、投資の世界を変えるべく様々なチャレンジを行ってきており、2017年からは、個人向け投資信託の運用・助言をスタートしました。
投資助言を行う「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」が日経トレンディ投信大賞2021(ミドルリスクミドルリターン部門)を受賞、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」 で 10 位入賞。株式会社格付投資情報センター(R&I)による「R&Iファンド大賞 2021」において、投資信託部門/北米株式コアで「最優秀ファンド賞」を受賞。

ARROWSについてhttps://arrowsinc.com/
全国の先生が情報共有できる国内最大の教員向けオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」を開発・運営。2017年からは、各領域のリーディングカンパニーと組み、先生向けに「SENSEI よのなか学」という教材を開発・提供しています。

SENSEI よのなか学について
SENSEI よのなか学 』 は、日本や世界をリードする最前線の企業とともに、その企業がもつ知見、ツール、データや最新情報をおしみなく注ぎ込んで作る、完全オリジナルの授業です。提供する“授業”は、授業スライドや映像だけではなく、進行台本もセットでお届け。先生が授業の準備に時間を割けなくても、濃い内容の授業をしていただけるよう設計しています。 授業後に実施していただく生徒へのアンケートは、弊社にて結果を集計し、全国平均と貴校の比較などをレポートする予定でおります。先生ご自身、授業の振り返りにお使いいただけます。


≪ NVICに関するお問い合わせ先 ≫
農林中金バリューインベストメンツ株式会社 カスタマー&コーポレートリレーション部
長原(03-3580-2066、branding@nvic.co.jp)

※教材内容の具体的なサンプルは以下のページでご確認いただけます
https://www.nvic.co.jp/media/1626

~補足資料~
<授業スライド>

人生に「投資」の概念を組み込む意義や「自己投資」「金融投資」の基本について説明しています。サンプルは以下のページにて提供中。





<映像教材>
おおぶねファンドマネージャーの奥野がアニメで登場!投資とは何かを分かりやすく教えてくれます。サンプルは以下のページにて提供中。




<ワークシート>
正しく投資をするうえで、おさえておきたいポイントをワークに取り組みながら学ぶことができます。サンプルは以下のページにて提供中。





<授業進行台本>
授業の台本もあるので、準備時間を軽減しながら授業を実施できます。






<授業概要資料>
当授業に関する予備知識などを掲載。最初にお読みいただきたい資料です。





教材の具体的なサンプルはこちらのページでご確認いただけます→https://www.nvic.co.jp/media/1626

配信元企業:農林中金バリューインベストメンツ株式会社

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