女優・宮沢りえが、アンダーヘアが写り込んだマッパ写真集「Sanat Fe」をリリースしたのは、1991年、18歳でのこと。当時は、人気に陰りが見え始めた女性タレントが「脱ぐ」といった認識が色濃く残されており、88年公開の映画「ぼくらの七日間戦争」で主演を務めるなど、人気絶頂の最中、まして10代での堂々たる脱ぎっぷりは、世間をアッと驚かせたものだ。

 そんな「脱ぎ」に関連して、お笑いタレント山田邦子のYouTubeチャンネル〈山田邦子 クニチャンネル〉で興味深いランキング企画を行なっている。同チャンネルでは、ランキング動画が視聴者に好評で、2020年4月12日付け投稿回〈【芸歴40周年】山田邦子が選ぶ怖かった芸能人ランキング!〉と題した投稿回は、同チャンネル最高の視聴回数194万回超(3月31日現在)を稼いでおり、また、同年11月3日付け投稿回では、“男性タレントの下腹部の大きさランキング”をより生々しい表現でタイトルにした、なんとも珍妙なる驚きの下ネタランキングまで披露。そんな中、去る3月16日投稿回では、独自の視点から〈脱がないで欲しい人ランキング〉を発表したのだ。

 第10位こそ、1989年から92年までフジテレビ系で放送された、山田の冠番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(フジテレビ系)で共演歴のある、タレント・西田ひかるといった現実感の伴う人選だったが、第9位は人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物・竈門禰豆子、第8位はタレント、女装家のマツコ・デラックス…と、ジョークっぽい感じで、名前を挙げていた。そして、“栄えある”第1位は、お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子、木村美穂)としたのだった。

 渡辺の〈江里子〉と、木村の〈美穂〉は「脱ぎそうな名前ですよ」としながらも「ぜひ、寸止めでお願いします」と笑いを交えて結んだ山田。

 これを観たカメラマン、ならびに編集者スタッフが、「案外アリかも」なんて、阿佐ヶ谷姉妹にオファーをかけたりして…?

ユーチューブライター・所ひで)

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