ローマオランダ人DFリック・カルスドルプが、同クラブに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムとのホットラインに言及した。3月31日イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第30節終了時点で15勝6分9敗の6位につけるとともに、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では準々決勝へ進出しているローマ。今夏に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下で、2018-19シーズン以来のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指している。

 今夏にチェルシーから加入したアブラハムは公式戦40試合に出場し23ゴールを挙げている。チームの攻撃を牽引する同選手に対して、4アシストを記録しているカルスドルプは「彼は特別なストライカー。これまでに僕は4つのアシストを記録しているし、完璧に息が合っている。これからもっと増えるだろうね」と関係性を告白。また、3月20日に行われたラツィオとの“デルビー・デッラ・カピターレ”でもアブラハムとのホットラインが炸裂して、3-0の勝利に繋がったことについては「今シーズンのベストパフォーマンスだった。これを基にしなければならない」と振り返っている。

 7日に行われるECL準々決勝ファーストレグでグループステージ(GS)でも同居したボデ・グリムト(ノルウェー)と対戦するローマ。GS第3節では1-6の完敗を喫したボデ・グリムトとの再戦について、カルスドルプは「カンファレンスリーグで優勝するために戦いたいし、セリエAでもまだ(CL出場圏内の)4位を狙えるんだ」と意気込みを示している。

カルスドルプ(奥)とアブラハム(手前) [写真]=Getty Images