日本ペイントグループは、2022年度の入社式を開催しました。合計79名の新入社員に向けて、日本ペイントホールディングス株式会社(本社:東京都中央区)取締役 代表執行役共同社長の若月 雄一郎から、歓迎のメッセージが伝えられました。

【若月共同社長 式辞抜粋】

皆さん、ご入社おめでとうございます。これまで就職活動を通して多くの企業と出会われた中で、私たち日本ペイントグループを選んでいただけたこと、そして、本日、コロナ禍の中でも無事、皆さんを新たな仲間としてお迎えできることを大変うれしく思います。「ようこそ、日本ペイントグループへ」、これから皆さんと一緒に仕事ができることを、とても楽しみにしています。

当社は、昨年度で売上収益約1兆円の一大企業グループへと成長してきました。これは2015年までは約2,500億円、そして2年前でも7,000億円弱であったことを考えれば、日本発の製造業としては驚異的な成長力と言えます。2014年のNIPSEAグループの連結化にはじまり、以後M&Aを加速し、強力なブランドや優秀な経営陣を有するパートナー会社を日本ペイントグループに迎えることで、継続的に成長してきました。この源泉には、常に環境や社会の変化に伴う新たな課題に向き合い、その解決に向けて果敢に挑戦し続けるという企業姿勢と、事業活動を支える革新的な技術開発、製造・販売活動、大切なお客様との関係があります。皆さんも大企業に入社したということに安住することなく、この挑戦者の一員として羽ばたいていただきたいと思います。

これから皆さんの30年、40年、あるいは50年という職業人生を考えれば、どれだけ世の中が変わっているか、本当に想像ができないと思います。であればこそ、常に現状維持ではなく、チャレンジする姿勢を持ち続け、自分自身の付加価値を高める努力をしていただきたいと思います。そして今日がその第一歩だということです。

当社はその創業からの志、そして今では経営のミッションであるMSV(Maximization of Shareholders Value)、すなわち株主価値最大化に基づく力強い成長を勝ち取ってきましたが、一方で当社を取り巻くビジネス環境は複雑なものです。長期化する新型コロナウイルスの影響や、世界情勢の変化に伴う原材料や物流費の高騰など、決して楽観視できません。このような情勢下であるからこそ、皆さんに期待することがあります。リスクやピンチはチャンスなのです。

まず、社会課題や社内外の動きにアンテナを張りめぐらせ、可能性の探求と、臨機応変でスピーディな対応をしていただきたく思います。もちろん、過去の実績や先達への敬意は大切ですが、同時にその前例にとらわれる必要はありません。余分や無駄だと感じることがあれば、ぜひ自らを起点に変化を引き起こしてください。自分の殻にこもらず、組織横断的なネットワークを広げていただき、必要な協力は私を含め、上司や先輩、同僚に求めてください。そして、やると決めたことはあきらめずにやり抜いてみてください。

貪欲に成長を求め続けてください。変化を求め続けてください。正しいと思うことを求め続けてください。一人ひとりが常にそういう思いを持ち続けてくれれば、会社も個人も必ず成長できます。そして、フレッシュな視点をもった皆さんこそが、その変化の起点になられることを期待しています。

本日から始まる皆さんの日本ペイントグループでの日々が健やかに、にこやかに、充実したものとなりますことを祈念し、皆さんの入社への祝辞といたします。

取締役 代表執行役共同社長
若月 雄一郎

配信元企業:日本ペイントホールディングス株式会社

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