「富裕層」と呼ばれる人々はお金を好きに使い、節約なんて関係ないという印象を持ちがちですよね。
しかし筆者が証券会社時代に出会ったお金持ちたちは、ケチとも言えるほど少額のお金でも価値がないと思えば使わない人が多く見られました。
当時感じたお金持ちの意外な節約ポイントをご紹介します。
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お金持ちの意識は「節約」よりも「倹約」寄り
最近は食料品などの値上げも相次ぎ、以前に増して「節約」を意識される方も増えていますよね。
光村教育図書の小学新国語辞典 改訂版によると、「節約」は無駄にせず、切り詰めること。
節約しようと思っても切り詰めるガマンが必要のため、ストレスになってしまい続かない人も多いですよね。
そもそも節約に対してネガティブなイメージを抱く方もいます。
富裕層のようすを見ていると、節約よりも「倹約」の意識を持っているようすがうかがえました。
「倹約」とは、無駄遣いをしないこと。
どちらも似ていますが、倹約の方が「不要・無駄な出費はしない」という目的がしっかりしています。
不要なものにお金は払わないという意識が前提にあるため、ガマンせずに無駄遣いをしないようすがうかがえました。
手数料は極力払わない
出会った富裕層がケチっていたのはたとえば「手数料」です。
今はコンビニですぐにATMを利用できる時代ですよね。
しかし富裕層の方たちは手数料の高いコンビニは利用しない、休日や時間外に使わないと徹底しており、できるだけ手数料を払わないように気をつけています。
手数料は数百円のこと、と思いがちですが、塵も積もれば山となるもの。
本来極力払わないように工夫できるものです。
小さな金額でも、不要なものに払わないという意識は大切でしょう。
できるだけコンビニで買物をしない
何でも変えて便利なコンビニですが、「コンビニではほとんど買い物をしない」という方もいました。
スーパーとコンビニでペットボトルの飲み物がいくら違うかを把握しており、かならずスーパーで買うとのこと。
コンビニのほうが高いだけでなく、誘惑も多いのでなるべく行かないようにしているようです。
行くから欲しくなるのであり、行かないと決めれば無駄遣いも減りますよね。
ちょっとした行動も意識することで、余計なお金を使うことも減るでしょう。
「節約」というとどうしてもマイナスなイメージを抱きますが、「不要なお金は使わない」と意識することで、日常の行動も変わるでしょう。
富裕層の考え方を参考にして、今一度お金について考えてみましょう。
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