食事や帰宅した後の手洗いなど、日常で使う機会の多い台所のシンク

シンクには、水を流すための排水口があります。

ここが詰まってしまうと、シンクに水が貯まり続けることに。

詰まらせないよう、定期的水切りネットを取り替える人もいますよね。

排水口に詰まったものは?

あだん堂ゆき(@fpen_sake)さんは、ふとしたことがきっかけで、シンクを使えなくなってしまいました。

ひと目で分かり、思わずぞっとする原因がこちらです。

皿が、すっぽりと排水口に…!

「これほどきれいにはまることがあるのか」と思うくらい、皿が排水口を塞いでいますね。

あだん堂ゆきさんによると、皿が排水口にはまったのは、2022年3月28日のこと。

幾多の方法を試したのち、皿は翌日になるまで取り出すことができなかったそうです。

皿がはまった当時の状況や、どうやって取り出したのかなどを聞いてみました。

排水口はなぜ塞がった?

あだん堂ゆきさんによると、排水口を塞いだのはコーヒーを飲む時に使うソーサーとのこと。

28日の朝、あだん堂ゆきさんのパートナーが皿洗いをしていたところ、事件は起きたと振り返りました。

パートナーが皿洗いをしていた時に、水が貯まっていく違和感を感じたそうです。

日頃から、排水口にモノが塞がり、水が貯まることがありました。「また何かが穴に詰まったかな?」と思い、どかそうとしたら、ソーサーはすでにきれいにはまっていたと…。

私のソーサーだったこともあり、パートナーは慌てて取ろうとしたようです。

グイグイ押していると、まったく回らないほど押し込まれてしまい…。「これはまずい」と思い、私に相談してきたようです。

パートナーが仕事に行ってから、なんとか自力で頑張って取ろうとしましたが、どうしてもうまくいきませんでした。

そのため、夜、Twitterに投稿をし、助けを求めたという経緯です。

投稿は拡散され、多くの人からアドバイスをもらったといいます。

中には、排水口に詳しい専門家からも意見を寄せられ、実行しようとしたそうですが…。

心優しい、配管設備と水道の業者をしているという人からもお声掛けをしてくださりました。

シンク下にあるパイプを外し、下からソーサーを棒で突いて取り出す」という方法を提案してもらいましたが、「素人が触らないほうがよい場所もある」といった指示ももらいました。

しかし、私の家の場合、パイプがL字に曲がっており、さらに壁側に固定されていたため、パイプを切断し、ソーサーを救出した後、新しいパイプに付け替える必要が…。

素人でやるのは難しい上、そこまで労力をかけたくなかったため、断念しました。

結果、「もう最終手段で割るしかない」という結論になったのです。

ちなみに、ワンルームといった配管だと、素人が簡単に外して元に戻せるそうです。

専門家の意見をもとに、パイプの取り出しを行おうとしているところ

最終的に皿を取り出した方法は?


専門家の意見をもらっても、取り出すことができなかったソーサー。

最終的には、力業で取り出すことができたといいます。

専門家の指示のもと、パイプを外し取り出すのが理想でしたが、結局、割ることに決めました。

配信中、視聴者に「ガチガチにハマっているか」を確かめてもらい、どうしても難しそうだったので、マイナスドライバーをソーサーに立てて、上から麺棒で殴り続けました。

ソーサーが分厚いこともあり、殴っても殴っても、少し傷がつく程度で割るのは困難と判断。

包丁で削り、フチが欠けた箇所も叩いておこう。欠けているし割れるかもしれない」と考えたパートナーが、マイナスドライバーを欠けた部分に立てて、思い切り殴ったところ、「バコン!」という大きな音と共に外れました。

叩いて粘り、ソーサーが抜けた瞬間

叩いたことで生じた傷

およそ2日にわたり、取れなかったソーサーを外すことに成功したのでした!

台所のシンクが使えないと、困るのが食事後の皿洗い。ソーサーが排水口を塞いでいた間、どうしていたのかというと…。

洗面台やトイレに食べ物の皿を持ち込んで洗うことも考えたのですが、気乗りがしなかったので、放置していました。

「29日に絶対外れる!」と信じていたので、食事でどうしても出てしまうものは重ねて放置していたんです。

でも、今考えると、災害で水が使えない時に、皿にラップを敷いて食事をし、終わったらラップを捨てる…といった応用をすれば洗い物が出ずによかったかなと思います。

動揺していたのか、すべてが終わり、たまった皿を洗っている時にこのことに気付きました。

このソーサーは、母親からもらい、12年間大切にしていたものだといいます。

それだけに、ソーサーに傷をつけたことに罪悪感を抱いていたという、あだん堂ゆきさん。

母親に、謝罪の連絡を入れると、「覚えてない」とまさかの返答が!

同時に、12年間知らなかった事実を告げられました。同時に、12年間知らなかった事実を告げられました。あだん堂ゆきさんは、『note』でこのように明かしています。

あだん堂ゆきさんが使っていたのは、ソーサーではなく「柄が同じでセットになっている皿とカップ」だったというのです!

12年もの間、知らなかった事実に、あだん堂ゆきさんはただただ驚いたそうです…。

排水口をピッタリと塞ぐように、皿が埋まることは滅多に発生しないでしょう。

それだけに、専門家の意見を求めるのも必要になってきます。

場合によっては、あだん堂ゆきさんのように、専門家の指示でも難しい時は、力業ですべてを解決するほかなさそうです!


[文・構成/grape編集部]

出典
@fpen_sake