5月にデビュー15周年を迎える元AKB48NMB48藤江れいなが、これまでの芸能人生と、2月に28歳になった抱負について話をした。

【動画】藤江れいなカレンダー撮影メーキング

2007年、13歳で「AKB48 第一回研究生(4期生)オーディション」に合格、翌年チームAメンバーに昇格してアイドル活動を始めた藤江。「結構、私は運も味方にしてきているなと実感していて。本当に歌もダンスも全然できなくてオーディションを受けたんですよ。オーディションの時、目の前に座っていた元支配人の戸賀崎(智信)さんが手をたたきながら大爆笑されるくらいだったんです。ですから、今受かったのは運だなと思っています」。「その後も『AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会』では2位で、選抜メンバーになったのも運ですし」と謙遜をする藤江。

そんな彼女に転機が訪れたのは、2014年にNMB48へ移籍したこと。「もともとAKBは一番末っ子で入ったんですけど、その後NMB48に移籍しました。山本彩さん、山田菜々さんの次の世代が私たちになるんですけど、急にお姉さん組になって。こう気持ちの変化というか、自分が成長できたターニングポイントだったんだなと感じました。それがあったからこそ、今も年下の子たちと関わりも持てるし、すごくいいきっかけになりましたね」。

そんな藤江のアイドルとしての活動は2017年5月27日に開催された卒業公演をもって幕を閉じる。「まず10年もアイドルをやっているとは思わなかったです。私の中では、アイドルというのは10代で卒業という感覚だったので、23歳まで続けたというのは自分でも驚きました。でも、ゆきりん(柏木由紀)とか30代でもアイドルをやっていますし、アイドルの印象はだいぶ変わったなぁと思います」。

卒業して「まず好きなこと、やりたいことが仕事にできるというのは大きな違いですね」と、仕事の幅が広がるとともに、やりたいことができるようになったという。芸能人生を満喫しているようだ。

そんな彼女は2月で28歳を迎えた。「小学生の頃、人生計画をイメージしていたんですけど、その時は28歳で結婚しているつもりだったんですよ。でも、いざ28歳になったら、そんな自分が言えるほど大人ではないなぁというか。まだ子供の自分がだいぶ強いなぁという印象がありますね。でも、最近は競馬やボートレースなど公営ギャンブルに関するお仕事をさせてもらって、20代からの楽しみというのを実感するようになりました」と自己分析。

「あと、お酒が好きで、なかでも焼酎が好きなんですよ。焼酎の資格があるので、それを取りたいなぁと思っています」と、新しいチャレンジにも意欲を燃やしている。

そんな藤江の今が詰まった4月はじまりのメモリアル壁掛けカレンダー「藤江れいな Debut 15th Memorial」(ABコンサルティング/税込3000円)は発売中。「4月10日(日)に、大阪・TSUTAYA EBISUBASHIでカレンダーの発売イベントを行います。大阪はNMBで3年間活動した第二の故郷みたいな場所で、プライベートでも何回も遊びに行くような場所でしたので、今から皆さんに会えるのがすごく楽しみです。ぜひ遊びにきてくださいね」と笑顔で語った。

◆取材・文=栗原祥光

藤江れいな/ 撮影:栗原祥光