今夜4月4日19時放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)は4時間スペシャル。Mr.無人島濱口優が緊急参戦した新企画「脱出岬」と、あばれる君の番組恒例企画「あばれる山」の2本立てを届ける。

【写真】濱口優、ついに『冒険少年』に降臨!

 老朽化したスワンボートを改造し、10km先のゴールに早くたどり着いたら勝ちという前代未聞のレース企画「脱出岬」では、3つのチームに分かれてゴールを目指す。

 1つめのチームは、数々の修羅場をくぐり抜けてきた伝説のサバイバル芸人よゐこ濱口優率いる「DIYチーム」。自身のYouTubeチャンネルでバイクのカスタム動画をアップするなどDIYには定評のある濱口が、これまで培った経験を生かして遊び心あふれる改造をスワンボートに施す。チームを組むなすなかにしの中西茂樹、那須晃行とは20年来の戦友であり息ぴったりのチームワークを披露。久々に体を張るロケに参加した濱口による、ベテランであるがゆえのどこか“懐かしさ”を感じさせるロケ演出も見どころだ。

 そして、安田大サーカスの団長安田が指揮をとる「体力チーム」には、団長たっての希望できつねの大津広次、淡路幸誠を招集。チーム名のとおり「体力」を前面に押し出した戦い方を見せ、追い風を味方につけながら体当たりでの勝負を仕掛ける。

 3チーム目は米村でんじろうの弟子で現在はYouTuberとして子どもたちから大人気の市岡元気が統率する「科学チーム」。科学の力スワンボートを改造し、ルールの中で賢く戦う。

 大自然の中で行うこのレースでは、ころころ変わる風向きや潮の流れをいかに味方につけるかが大きなカギとなる。そもそも湖で楽しまれているスワンボートで海を突き進むというこの企画。どのチームも予想外のトラブル続出で大苦戦? それぞれのプライドを懸けた、三つどもえの海上決戦が展開される。

 もう一つの企画「あばれる山」では、あばれる君が極旨ラーメンを作るために奮闘する。これまで、ブランコ、すべり台、ログハウスなど、森の楽園をつくってきたあばれる君が次に目を付けたのがごはん処。あばれる隊メンバーのYesアキトとザ・マミィの酒井貴士とともに、専門家の協力を得ながら、極旨ラーメンのみならずそれを作って食べる環境までも一からこだわって作りあげる。

 カウンター、かまど、電気、貯水タンクなど、ラーメン作りに必要なものはすべて作らなければならない。面白いボケも思いつかないほど過酷な、恒例の“石運び”も健在。今まで習得したサバイバルスキルだけではなく、大工道具の使い方など、スキル面でもパワーアップを図る。

 伊沢拓司からも知恵をもらうなど順調に思えたラーメン作りに、まさかのハプニングや、予想外のバトルが大勃発? 果たして、あばれる山で極旨ラーメンを食べることができるのか?

 濱口は「ようやく『冒険少年』に参戦できました! あばれる君や知り合いのスタッフに『出たいです!』とずっとアピールしていたんですよ。今回ついに念願が叶いました(笑)」、あばれる君は「自分の秘密基地で、まさか自分のやりたかった第2の職業、ラーメン店を作るなんて夢のような気分でした。本当に過酷でしたが、周りの方々の協力を得ながら挑戦できて、とてもありがたかったです」と出演の感想を語った。

 『アイ・アム・冒険少年』4時間SPは、TBS系にて4月4日19時放送。

濱口優あばれる君コメント全文は以下の通り

濱口優

 ようやく『冒険少年』に参戦できました! あばれる君や知り合いのスタッフに「出たいです!」とずっとアピールしていたんですよ。今回ついに念願が叶いました(笑)。
 
 同じチームだったなすなかにしは1~2年目のころから知っていて。その時から力があったのでとても信頼していて、イベントにもよくお願いして来てもらっていました。そんな中、スタッフから3人でロケに挑戦しませんか? とお話をいただけたのが本当にうれしかったです。

 他のチームだと「科学チーム」の改造は見ていてワクワクしました。あんなものを取り付けて科学の力でどこまでいくんだろうと。「体力チーム」はねぇ…うん…あのアホさはおもしろいですよね(笑)。がんばれと応援しつつも、やっぱりライバルなので負けるわけにはいかず、ハラハラしながらVTRを見ていました。

 今回、言われてショックだったのが、ロケで使う小型カメラのことを昔の癖で「CCD」とつい口走ってしまい、「GoPro」だと指摘されたことです。古さが出ていますよね。それを指摘されたのがすごく恥ずかしくて。古いと思われたくない一心で聞こえないふりをしてしまいました(笑)。

 あばれる君から、僕を元祖サバイバル芸人として尊敬してくれていると聞いて、うれしい限りです。やっぱり今もサバイバルと向き合っているあばれる君を見ると、うらやましいなと思ったりもするんですよ。じゃあ今、自分ができるのかと言われたらちょっと怖かったりもするわけで。でも、あばれる君と一緒に何かやれるならワクワクドキドキの方が大きいです。もし直接対決できるなら、脱出島にチャレンジしたいですし、あばれる山もいいですね、行ってみたいです!

 「脱出岬」では、僕の「DIYチーム」も他のチームも、とにかく見ていてワクワクします。大人も、子どものように楽しめると思うので、僕たちの試行錯誤が成功するのか? 失敗するのか? そういう目で見てもらえると楽しめると思います!


あばれる君

 自分の秘密基地で、まさか自分のやりたかった第2の職業、ラーメン店を作るなんて夢のような気分でした。本当に過酷でしたが、周りの方々の協力を得ながら挑戦できて、とてもありがたかったです。ラーメンにたどり着くまでが長くて、スタジオのみんながいら立っているのは伝わってきました(笑)。でも、カウンターを作るだけでも相当大変だから! 正直、かまどを作らなくてもガスコンロを使えば済む話なんですよ。敢えて一から作るところが『冒険少年』の魅力だと思います。あばれる隊のアキトも酒井も文句を言いながらもやることやってくれるので、本当にかわいい後輩。濱口さんにとってのなすなかにしさん、ならば私はアキトと酒井と言えるかもしれません。

 今後、あばれる山では土地が狭くなってきたので、木を切り倒して広げていこうと考えています。ラーメン店の次は・・・そうですね、ケーキ屋さんかな。ショーウィンドウから作ろうかな。

 心から尊敬している元祖サバイバル芸人・濱口さんの雄姿を間近で見られて光栄でした。中学生の時から見ていたので、憧れのプロ野球選手に会った野球少年みたいな気持ちです。濱口さんと“元祖vs当代サバイバル芸人直接対決”? タイトルを聞いた瞬間に鳥肌が立ってしまうくらいですね。ぜひやらせていただきたいです! まずは脱出島で対決したいところですね。濱口さんを見ていた世代は親になって、その子どもたちは『冒険少年』を見てくれているかもしれない。親と子ども、世代を超えてまとめて笑かしてやりますよ! あばれる山にも来てほしいですね。

 今回はカウンターづくりとか、地味な作業が多いですが・・・。ラーメンのできあがり、見た目、そして味は伝えられないですが、決して裏切らないので、最後まで見て楽しんでいただければと思います!

『アイ・アム・冒険少年』4時間SPに出演する(左から)よゐこ・濱口優、あばれる君 (C)TBS