千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の4月3日の放送回では、モデルのゆうちゃみをスタジオゲストに迎え、インテリ芸人や肉体派芸人などさまざまなタイプの芸人がいるなかで、もっとも息が長く、一生、食いっぱぐれることがないジャンル“ご当地芸人”のNo.1を決める企画「U字工事を超えていけ!ご当地芸人No.1決定戦」を行った。

【写真を見る】「コンビの愛を取り戻せ!相方嫉妬NTR」に挑戦したラランド(写真右ふたり)と東京ホテイソンのたける(写真左)

“ご当地芸人”を代表する栃木県出身のU字工事をはじめ、ネルソンズからは島根県出身の青山フォール勝ちと和田まんじゅう、さらに熊本県出身のからし蓮根が本番組初登場するなど、“我こそはご当地芸人だ”という芸人たちが集結し、岡山県出身の千鳥も加わり、4組の芸人たちが“ご当地芸人No.1”の座をかけて競った。

■「U字工事を超えていけ!ご当地芸人No.1決定戦」

街ブラロケのVTRを見ながら“ご当地情報ガヤ”を入れ込み、いくつ情報を入れこむことができたかで勝負する「ご当地ガヤ入れ込み対決」では、トップバッターのU字工事が、VTR中に写りこんだ背景や音などから連想させた“ご当地情報”を続々と入れこみ、地元の栃木に関する愛情の深さや知識の幅を見せつけた。

次に青山と和田の島根チームが挑戦するが、VTR内で女子に人気雑貨店「キディランド」が紹介されると、和田が「ウチの2歳下の妹がキディランド大好きで、そんな妹は中学校の時、バレーボールの大会でひとりでサーブだけで25点取りました」と、和田が苦しまぎれに放りこんだまさかの情報に、ノブから「島根の話ちゃうやん」「島根のアピールをしてください」とツッコミが入った。

その後、U字工事の圧倒的な情報量に終始、大困惑だったからし蓮根、情報の数ではなく「“パンチ力”でいく」と自信満々だった千鳥の挑戦へと続くが、“ご当地情報”がなかなか出ず、2組は地元での思い出やエピソードばかりを話してしまう。

“ご当地情報”でつまってしまい、下ネタやエピソードトークに逃げてしまった、ほか3組の結果に、U字工事の益子卓郎は「長い目で見ると、自治体からの仕事が来なくなっちゃう」とまじめに指摘し、スタジオの笑いを誘っていた。

そして、その後一同は、“地元の裏スポット”を紹介する「東京の若者が知りたいローカル裏ガイド」で最終対決へと挑み、“第1回No.1ご当地芸人”に輝いた芸人を見ることができる。

■ラランド登場

番組では、コンビ愛が冷めきってしまう前に、コンビのボケ担当のボケに対し、相方よりも先にほかの芸人がツッコみ続けることでジェラシーをあおり、再びコンビ愛を燃えあがらせようというドッキリ企画「コンビの愛を取り戻せ!相方嫉妬NTR」では、ボケ担当のサーヤ、ツッコミ担当のニシダからなるラランドが登場し、“嫉妬させる役”には、ラランドの1年先輩で、親交も深いという東京ホテイソンたけるが参加した。

さっそく、オフィスの便利グッズを紹介するというニセ番組企画がスタートし、初っ端からボケまくるサーヤに、ニシダが入りこむスキもないほど、矢継ぎ早にツッコミを入れ続けるたけるの、そんなふたりのかけあいに、ニシダは徐々に表情をくもらせ、嫉妬心をあらわにしていく。

その後もテンポ良く、するどいツッコミをヒットさせていくたけるに、圧倒されっぱなしのニシダだったが、たけるが一時退席したところで、サーヤから「全部、食われてるじゃん」「ギア上げないと」と発破をかけられ、一念発起、それ以降、サーヤのすべてのボケにツッコミを入れ、たけるのツッコミにもくらいついていくなど、積極的な姿勢を見せた。

そして、たけるのツッコミにより、みごとニシダを嫉妬させることに成功し、ニセ企画終了後に、タネ明かしをされたニシダは「番組としてはあり得ないくらいツッコミがかぶってた」「2、3分に1回、たけるさんと目があって、“ガッと”にらみあう時間があった。動物の求愛行動みたいだった」と語った一方、「ニシダが最近、たるんでいる」と不安を抱いていたサーヤは、「(ニシダが)自分の言葉で、置きにいってる感じとかよかった」と手応えを感じたことを明かし、「定期的に、更生プログラムとしてやっていきたい」とコメントした。

また、スタジオで一部始終を見届けたノブは、「ニシダは、がつがつツッコむタイプじゃないけど、“やらないと”と思ったんでしょうね」と感想を述べると、大悟は「たけるは、だいぶ強いよ、VTR見てる俺も嫉妬しそうになってた」と、たけるのツッコミ力の高さに驚きの声をあげていた。

千鳥のレギュラー番組「チャンスの時間」/(C)AbemaTV,Inc.