明治安田生命J1リーグ第7節、セレッソ大阪vs柏レイソルが5日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、0-1で柏が勝利した。

5位のC大阪と4位の柏による注目の上位対決。C大阪は2日に行われた第6節で王者の川崎フロンターレを敵地で4発粉砕。今季2勝目を挙げた。一方の柏も同日のジュビロ磐田戦を2-0で制し4勝目とした。

互いに中2日の戦いだが、好調を維持するため共に前節と同じメンバーを用意。それでも立ち上がりからインテンシティの高い展開が繰り広げられた一戦は3分、まずはアウェイの柏がFKから生まれた混戦の中で小屋松がシュートを放つが、GKキム・ジンヒョンのセーブに遭った。

ホームのC大阪もゴールに迫る中、14分にこぼれ球に反応した原川がボックスの外から放ったシュートは枠の上へ。22分にはGKキム・ジンヒョンを起点に松田が自陣の右サイドからロングボールを供給。相手と上手く入れ替わった山田がシュートまで運ぶがゴールならず。

一進一退の攻防で白熱する試合は25分に動いた。自陣のゴール前で相手からボールを奪った柏は、大南とマテウス・サヴィオの2人で一気に右サイドからカウンターへ。マテウス・サヴィオが見事な裏街道でボックス右に侵入すると、最後は丁寧な折り返しを細谷が流し込んで、先制に成功した。

華麗なカウンターが決まったアウェイチームは、相手の乾や奥野に際どいシュートを許すも、GKキム・スンギュを中心とした堅守で失点を回避。前半アディショナルタイムには、中村のヘディングシュートが枠を捉えたが、ここは相手守護神も好セーブを見せた。

後半からC大阪は加藤を下げて17歳の北野を投入。すると51分に北野が味方のスルーパスで左サイドを抜け出し、その折り返しを山田が収めてシュートをネットに突き刺す。しかし、北野がボールを受けた時点でオフサイドの判定となり、同点には至らなかった。

追いつきたいC大阪は、62分には乾を下げて前節デビューのパトリッキがピッチへ。これがホーム戦初出場となる元サンタクララFWはその直後、山中のスルーパスを受けてファーストプレーで見せ場が。スピードに乗ってボックス左へ侵入し、ゴール前にラストパスを送ったが、味方に届く直前でクリアされた。

その後はオープンな展開が続き、互いにゴール前まで運ぶ回数が増えたが、最後までスコアは動かず0-1で試合終了。柏が暫定首位に躍り出た。

セレッソ大阪 0-1 柏レイソル
【柏】
細谷真大(前25)

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