井ノ原快彦が主演を務めるドラマ「特捜9 season5」(夜9:00-10:04、テレビ朝日系)が4月6日(水)よりスタートする。初回は拡大版スペシャルとして放送。「season5」では、サスペンスフルなストーリーにさらに磨きをかけ、浅輪直樹(井ノ原)を筆頭とした特捜班の面々が事件解決へ挑む姿をより濃密に活写。また、新キャスト・向井康二、深川麻衣と特捜班メンバーとの“化学反応”にも注目が集まっている。

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■新たな展開を見せる“縦軸”にも注目

2018年4月にスタートした「特捜9」シリーズ。難事件に挑む刑事たちの活躍のほか、その背景にあるそれぞれの人生模様を“縦軸”としてしっかりと描いてきた。

そんな同作の新章「season5」でも、個性が強すぎることでおなじみの特捜班メンバーが、相変わらず衝突しながらも、事件解決という同じ意識を共有し全力で捜査に当たる。

加えて、第1話から早速、直樹(井ノ原)と新藤亮(山田裕貴)との関係性の変化を予感させる場面や、前シーズンでめでたく結婚へと進展した小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)の様子など、“縦軸”の部分もさらに深みを増して描写。

■向井康二と深川麻衣が起こす化学反応やいかに!?

さらに今シーズンからは、新たな若手キャストも参加。村瀬が副所長を務める警視庁内新部署「捜査支援分析センター(SSBC)」に所属し、特捜班の捜査をサポートする新鋭・三ツ矢翔平をSnow Man・向井が演じる。

明るく少し天然、思ったことをつい口に出してしまい、周りの空気を一変させることもあるが、何故か憎めない性格の持ち主で、直樹に憧れを抱いている役どころ。三ツ矢と直樹とのほほ笑ましいやり取りもまた、本作の新たな見どころとなっている。

そして、聡明で正義感の強い若き女性刑事・高尾由真を演じるのは元乃木坂46の深川。くせ者だらけの特捜班メンバー深く関わっていくことに。

■20th Centuryが歌う主題歌は放送内で解禁

また、これまでのシーズンの主題歌は、すべてV6の楽曲が使用されてきたが、今回は20th Centuryの新曲「夢の島セレナーデ」に決定した。

井ノ原とも交流のあるバンド・サニーデイ・サービス曽我部恵一が楽曲を提供。曽我部の神髄ともいえる“大人のフォークロックサウンド”となっており、ポジティブなメッセージのある歌詞でエンディングを盛り立てる。楽曲の全貌は放送内で解禁。

■「特捜9 season5」第1話あらすじ

警察官が自らの銃を奪われ、後頭部を撃たれ死亡するという痛ましい事件が発生。現場には、長さ10cmほどの針金をコーティングし、先端が加工された“クリーニングハンガー”が残されていた。

これを空き巣に使うピッキングツールと踏んだ国木田(中村梅雀)や直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は捜査を開始。同様の手口で逮捕歴のある男の身柄を確保するも、二件目の殺人が起きてしまう。

事件現場であるレストランに志保(羽田美智子)らが出向くと、殺害されたのは同店のシェフであることが判明。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、現在行方をくらませている従業員をよく叱りつけていたとの情報と、“マスク姿の男”が現場付近をうろついていたとの目撃談を得る。

やがて、従業員を拘束。捜査本部は日常と化していたシェフからのパワハラに耐えかねての怨恨(えんこん)と見ていたが、間もなく第三の事件が発生してしまう。

次の被害者は闇金業の男で、やり口と使用された拳銃は一件目、二件目と同様と判明。そして防犯カメラには、例の“マスク姿の男”が。

警視庁内の新部署「捜査支援分析センター(SSBC)」の副所長となった村瀬(津田寛治)は気になる情報を入手。残る弾丸が2発になる中、直樹は新藤(山田裕貴)とともに、事件現場を改めて訪れ、手掛かりを探す。

4月6日(水)より「特捜9 season5」がスタート/ (C)テレビ朝日