フランクフルトを率いるオリヴァー・グラスナー監督とキャプテンを務めるドイツ人MFセバスティアン・ローデがバルセロナ戦に向けて意気込みを語った。6日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
 
 フランクフルトは7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝ファーストレグでバルセロナと対戦する。グラスナー監督にとって同クラブとの対戦は自身のキャリアで最大の試合となりそうだが、「私は常に勝ちたい。幼い娘と遊んでいる時でさえ、勝ちたいと思う。おそらく私は悪い父親だ。それでも私はすべての試合で勝ちたいと思っている」と勝利への意欲を示しつつ、「私たちの旅がまだ終わらないことを願っている」と語った。
 
 また、かつて在籍していたドルトムント時代の同僚であるガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンと対戦することになる主将のローデは「オーバは非常にスピードがあり、常に前を見ている。試合中にしばらく姿が見えなくなることもあるが、決定的なゴールのために突然ボックス内に現れる」と元チームメイトを警戒していることを明かした。

 今シーズンのフランクフルトブンデスリーガ第28節終了の現時点で9位となっているものの、ELラウンド16ではベティスを2戦合計3ー2で下し、ベスト8へと駒を進めている。準々決勝では公式戦13試合無敗と好調のバルセロナと対戦することになるが、果たして勝ち進むことはできるのだろうか。

フランクフルトで主将を務めるMFセバスティアン・ローデ [写真]=Getty Images