ヴィッセル神戸は8日、新監督にミゲル・アンヘル・ロティーナ氏(64)を招へいすることを発表した。
スペイン出身のロティーナ監督は、セルタやデポルティボ・ラ・コルーニャなどの母国複数クラブの監督を歴任。その後、キプロスやカタールのクラブを経て、2017年から東京ヴェルディの監督に就任した。
就任から2年連続でチームをJ1昇格プレーオフに導くと、2019年からはセレッソ大阪の監督に就任。堅守を武器に就任初年度は5位、2020年は4位に押し上げていた。
その実績を買われ2021年には清水エスパルスの監督に就任したが、前年にJ1ワーストの70失点を喫したチームを、思うように立て直すことはできず。シーズン終盤に解任されていた。
神戸は三浦淳寛監督が率いてシーズンスタート。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフではメルボルン・ビクトリーに勝利していたが、リーグ戦では7戦未勝利と結果が出ずに契約を解除していた。
その後、今シーズンからヤングプレーヤーデベロップメントコーチを務めていたリュイス・プラナグマ・ラモス氏(41)を暫定監督に据えていたが、リーグ戦2試合で連続逆転負けと苦しい状況から抜け出せていなかった。
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