ブンデスリーガ第29節、シュツットガルトvsドルトムントが8日に行われ、0-2でドルトムントが勝利した。シュツットガルトのMF遠藤航とDF伊藤洋輝はフル出場している。

前節ビーレフェルト戦では相手GKオルテガのファインセーブもあって追加点を奪いきれず引き分けに終わった15位シュツットガルト(勝ち点27)は[4-3-3]で臨み、遠藤が右インサイドMFで伊藤が左センターバックで先発となった。

一方、前節ライプツィヒに敗れて首位バイエルンとの勝ち点差が9に広がった2位ドルトムント(勝ち点57)は、ハーランドを最前線に2列目に右からレイナ、ロイス、T・アザールと並べた。

開始早々、レイナが右足太ももを痛めたドルトムントはブラントを投入。そのドルトムントが押し込む展開で立ち上がると、9分にCKの流れからラファエウ・ゲレイロのボレーシュートが左ポストをかすめた。

そして12分、ドルトムントが先制する。マヴロパノスが味方との接触で転倒すると、ハーランドが独走。ボックス左に抜け出してラストパスを送り、ブラントが押し込んだ。直後はハーランドのポジションがオフサイドと判定されたが、VARが入って伊藤が残っていたためオンサイドとなりゴールが認められた。

その後も17分にロイスに決定機があったドルトムントがペースを握っていたが、23分にシュツットガルトに同点のチャンス。マンガラのフィードをボックス右で受けたマーモウシュがチップキックシュートを狙ったが、わずかに枠を捉えきれず。

一進一退の展開となる中、ドルトムントは34分にも負傷者。右肩を痛めたダフードがプレー続行不可能となりヴィツェルが投入された。ハーフタイムにかけてはシュツットガルトが前がかる展開となったが、ドルトムントの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半も前半終盤の流れ同様にシュツットガルトが前がかると、61分にはサイド攻撃で揺さぶり、シュテンツェルのコントロールシュートでゴールに迫った。

しかし72分、ドルトムントが突き放す。中央を持ち上がったブラントがボックス手前右からミドルシュート。これがゴールに突き刺さった。

終盤、ソサがゴールに迫ったシュツットガルトだったが、GKコベルの好セーブとバーに嫌われ、0-2のまま敗戦。5試合ぶりの黒星となった。一方、勝利したドルトムントは3戦ぶりの白星となっている。

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