医師のおおたわ史絵氏が2011年8月27日BSジャパン『勝間和代#デキビジ』ゲスト出演し、その収録の模様がニコニコ生放送で中継された。おおたわ氏は、患者と担当医のあり方について、「(患者が医者に)『チェンジ』と言いやすくなるといい」と話す。また患者側に「遠慮しすぎ。聞いたら医者から怒られるとは思わずに、思ったことや希望を言って頂いて大丈夫」とアドバイスした。

 2005年に出版したエッセイ『女医の花道!』がベストセラーとなったおおたわ氏。作家活動やテレビ番組のコメンテーターなどをしながら、現在も最低週2日は内科医として第一線に立ち、朝から晩まで患者を診ているという。おおたわ氏は番組の中で、患者と担当医との関係性について、

「患者も(医者を)選べるようにしていい。今でも言えないわけではないけれど、『チェンジ』と言いやすくなるといい」

と"言いにくさ"の問題点を挙げ、現状を分析する。

 おおたわ氏は、「(患者の中に)女医が嫌、男性の医師が嫌という患者さんもいらっしゃる。遠慮しないで、『若い先生は嫌です』と言ってくださっていい」と指摘。「お医者さんに物申してはいけないんじゃないか、とか、聞いたら怒られる、と思わずに、思ったことや希望は言って頂いて大丈夫」と話す。その一方で、「医者のほうも患者さんのほうを診ていないといけない。医者のほうの問題もある」と医師側の反省点も挙げ、互いのコミュニケーションの重要性を訴えた。

 また、番組の最後におおたわ氏は、自殺大国と言われる日本の現状について触れ、

「せっかく生まれてきたのであれば、生きているということだけを幸せと思えるような、そんな生き方をしたい。その先にどう生きるか、何のために生きるか、誰のために生きるかは出てくるんだけれど、医者をやっていると、生きているというだけで、十分価値があると思える瞬間がある」

と自身の考え方を語り、「生きているだけで素晴らしいと感じられた人が勝ちだと思う」と、視聴者メッセージを送った。

◇関連サイト
BSジャパン 勝間和代#デキビジ - 公式サイト
http://www.bs-j.co.jp/dekibiz/
・[ニコニコ生放送] 患者と担当医のあり方についてから視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv61220205?po=news&ref=news#59:06

(板井二郎)

おおたわ史絵氏