マジョルカのハビエル・アギーレ監督が、日本代表MF久保建英をベンチスタートにした理由を明かした。スペイン『Medio Tiempo』が伝えた。

9日、ラ・リーガ第31節でアトレティコをホームに迎えたマジョルカ。日本代表MF久保建英はベンチスタートとなり、54分から投入された。

アウェイではその久保の劇的ゴールで勝利していたマジョルカ。残留争いに向けて勝利が欲しい中、ゴールレスで迎えた68分にPKを獲得。ヴェダト・ムリキがしっかりと決めて先制。そのまま逃げ切り、1-0で勝利し、アトレティコ相手にシーズンダブルを達成した。

試合後の会見で久保がベンチスタートだったことを問われたアギーレ監督は、練習の態度が気に入らなかったと説明。スタメン起用するつもりでいた中で、突如として判断を変えたと明かした。

「彼はスターターとしてトレーニングを行っていた。ただ、私は気に入らなかった」

「そこで私は彼を外し、なぜ彼が先発でないかを彼に説明した」

「彼は間違ったトレーニングを除いては、プレーする価値があった。決断が必要だっただけで、彼が気に入らなかった」

「彼は気力がなく、冷めていた。居場所を見つけられていないし、なぜだかわからない」

「監督としては決断しなければいけない感覚があった」

「しかし、とても熱心だった。この1週間先発組でプレーし、試合ではその気持ちを見せてくれた。あのようなプレーはチームにとって素晴らしいことだ」

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