マンチェスター・ユナイテッドのネマニャ・ヴィディッチ氏が、イングランド代表DFハリー・マグワイアを批判した。イギリス『アスレティック』がコメントを伝えている。

2019年夏にDF史上最高額の移籍金8000万ポンドでレスター ・シティから加入したマグワイア。かつてレジェンドのリオ・ファーディナンドがつけていた背番号「5」を背負い、2020年からはキャプテンも務めている。

しかし、ケアレスミスが散見され、失点に絡むこともしばしば。高額な移籍金も相まって批判の的になることも多く、その影響はイングランド代表にまで及んでいる。

9日に行われたプレミアリーグ第32節のエバートン戦では、相手のMFアンソニーゴードンのシュートがマグワイアに当たる形でゴールイン。これが決勝点となり、ユナイテッドはトップ4入りに向けて痛恨の敗戦を喫した。

今回はマグワイアに全責任があるわけではないが、これまでの印象からファンやサポーターからは「またか」というような溜息が漏れた。かつて同クラブのセンターバックとして5度のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献したヴィディッチ氏も、マグワイアがベストな状態でなという意見のようだ。

「すべての選手にフォームに問題を抱える時期はあるものだ。私もそうだったようにね。今シーズンのマグワイアが最高の状態でないことは明らかだ」

「選手というのはピッチ上で自分が強いと感じる必要がある。過度なプレッシャーがかかると、上手くプレーすることは難しくなる。誰もが自分のミスをまっているわけだからね」

サムネイル画像