2021年のショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなった後、国内外で破竹の活躍を見せ、2022年4月にはドイツにてハンブルク交響楽団からのオファーによる代役ソリストを務め躍進する角野隼斗。2022年4月に、マリア・カナルス国際ピアノコンクールスペイン)第3位入賞、6月にはヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの本大会への出場を控える亀井聖矢。活況を見せるピアニストの中でも一際注目を集めるふたりによる2台ピアノコンサートが、2022年7月、東京、大阪、愛知、静岡の4会場を巡るツアーとして開催することが決定した。

開催場所・日程は以下の通り。

【東京】2022年7月10日(日)サントリーホール
【静岡】2022年7月15日(金)焼津文化会館 大ホール
【大阪】2022年7月17日(日)ザ・シンフォニーホール
【愛知】2022年7月30日(土)愛知県芸術劇場 コンサートホール

ふたりは、2020年6月に2台ピアノの公演を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、Streaming+配信公演として無観客にて開催(2020年6月20日浜離宮朝日ホール)。各々の活躍と成長を経て、今回は満を持して、全国4公演のツアーとしての開催となる。

角野隼斗は、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション2018特級グランプリ受賞。これをきっかけに、本格的に音楽活動を始める。2021年、第18回ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリスト。クラシックで培った技術とアレンジ、即興技術を融合した独自のスタイルが話題を集め、”Cateen(かてぃん)"名義で活動するYouTubeチャンネルは登録者数が95万人超、総再生回数は1億回を突破(2022年4月現在)。新時代のピアニストとして注目を集めている。

亀井聖矢は、2019年日本音楽コンクール第1位、および聴衆賞受賞。ピティナピアノコンペティション2019特級グランプリ、および聴衆賞受賞など、国内の主要な賞を総嘗めにした。2022年マリア・カナルス国際ピアノコンクールスペイン)第3位。東京シティフィル東京フィル新日本フィル、東京交響楽団など、国内の主要オーケストラと共演を果たす。飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学し、現在、同大学4年在学の20歳。

新進気鋭のピアニスト2名による共演に注目したい。

『角野隼斗×亀井聖矢 2台ピアノコンサート ツアー2022』